動画市場のビジネスモデルを考える:You Tuberを抱えるタレント事務所uuum(ウーム)が登場

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schooがスタートアップ業界を中心に空前の人気を誇る中、オウンドメディア同様に動画領域は2014年の注目テーマだと僕は考えています。

イケダハヤトさんや僕とかはブログだけでも生計が立つブロガー芸人みたいなものですが、同様のスキームでYou Tubeだけで生計が立つ事例も出てきているようです。こんな記事が最近話題になっていました。

YouTubeでの成功者の年収は?|トップは年収6億超え!?日本人でも2千万・・・!

日本ではuuumというところがこうしたYou Tuberを抱えるタレント事務所のようなビジネスを始めたようです。リリースはこちら。再生回数2億回の人とかいますね。。

You Tuberのビジネスモデルとどのようなジャンルで稼ぐことを見込めるかを考えてみましょう。

再生回数に応じた広告料とジャパネットたかたモデル?

基本的には広告が主流。再生回数×0.1が収益の目安のようです。

参考:【知ってる?】YouTubeで年収1000万円以上稼いでいる日本人がいる件について!

上記のリンクの日本人1位の再生回数約2億回を誇るHikakin氏はuuumの事務所に所属しているそうですね。

僕はYou Tubeはもっぱら音楽しか観なかったので最近まで知らなかったのですが、商品紹介をしてAmazonアフィリエイトリンクを貼ってコマースに繋げるという動画もけっこう人気があるようです。

どこかで観たことがある。。。

これは…

ジャパネットたかたモデルではないか!

img_120353_5883925_0現にuuumは世界で一番伝わるショッピングメディア「ONSALE TV」というメディアを運営しています。iPad Airの販促動画を試しにどうぞ

スクリーンショット 2013-11-29 15.53.55僕も2回ほど本誌で「ジャパネットumeki」をこっそりやったことがありますが、手間はかかるけど動画の方が売れそうですね。やはり動画の情報量はすごいと思います。しかもONSALE TVではメーカーページを用意しているくらいですから、アフィリエイトモデルではなく普通に企業広告が入っていそうです。

音楽とかが再生回数伸びそうと思いましたが、ジャパネットたかたモデルもけっこうありそうですね。

サイバーエージェントの動画事業アメスタは従量課金制?

久々に金の匂いがする領域を見つけてwktkなのですが、数字を取れるタレントを多く保有しているところが有利なはずで、ブログでタレントを保有しているところが動画にシフトすればいいのでは。という発想もできます。

ブログでタレントを多く保有しているといえばサイバーエージェントなわけですが、動画事業はアメスタという子会社を立ち上げて手掛けているようです。しかし、覗いてみるとアメゴールドやアメーバP?がないと閲覧できないようですね。

スクリーンショット 2013-11-29 16.15.52Ameba経済圏で普段遊んでいるユーザーにとってはいいでしょうが、僕のようなAmebaピグ上でグッピグしてくれるお友達がいないユーザーにとっては、いきなり課金かよ…と感じ、離脱してしまう場合が多いように思われる。

You TubeのようにオープンプラットフォームしておけばAmebaユーザー以外も流入しやすく、PVは伸びると思うんですが。最初から課金にしなくてもいいなと思いましたね。僕なら課金導入タイミングはもっと遅らせますが、芸能人相手だとレベニューシェアなどの大人な事情があるのでしょうか。

広告+コマースか、課金か。動画ビジネスの未来は?

今後はスマホの回線速度も上がっていくでしょうし、動画事業の未来は明るいというかYou Tube以外にも大きなプレイヤーがいくつか出てきてもおかしくないと思います。現にニコニコ動画なんかは既に大きいプレヤーで、プレミアム課金ユーザーが既に200万人います。

各動画プレイヤーのモデルをまとめまてみましょう。

■収益モデル

・You Tube:広告
・ニコニコ動画:広告+月額課金
・アメスタ:従量課金が主流?
・schoo:月額課金

■コンテンツプロバイダー

・You Tube:素人が中心(You Tuberとなりメジャー化していく)
・ニコニコ動画:素人+有名人
・アメスタ:有名人
・schoo:プチ有名人

立ち上げ方の定石としてはまずユーザー数をスケールさせてから課金導入という感じではないですかね。schooの課金ユーザー数は一体どれくらいなのか気になるところです。You TuberのようにYou Tubeを活用して稼ぐ人がもっと出てくるでしょうし、ユーザーがインターネット動画に触れる機会は増えて行くと思われます。急激な成長が見込まれる市場であることは間違いありません。

The Startupでも本当は動画コンテンツを増やしたいと思っています。動く僕を読者が観れば、印象も少しは変わるかなと思って。。。

ネット業界の転職ならブライツを知らなきゃヤバい

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