つい先日The Startupでははじめて求人募集を出した。既に何名もライター希望の方が応募してきてくださっており、まだまだ募集中だが、まず1人の参画が決まった。

ペンネーム：みややっこ。

女子大生だ（しかも慶應だ）みややっこからの自己紹介と最初の記事はこちら。みややっこ採用の背景を説明しておきたい。デビュー記事はこちら。

海外サービスに詳しい女子大生：ユリコカイの衝撃

みややっこについて説明する前に、記事タイトルにも入っている「ユリコカイ」について説明せねばならない。

本誌をご覧の皆様への認知率は比較的高いと思われるユリコカイ氏は「海外サービスに異様に詳しい女子大生」としてソーシャルメディア上での過大評価を受け、Valuationを高騰させていった。

ユリコカイ氏と私の出会いは実はSamurai Incubate榊原氏のバースデーパーティーだ。本誌を立ち上げて1年経たない頃で「あ、The Startup読んでます」と女子大生にいわれ、「ファンです」的な計算高い発言があったことに目が留ってしまった。その後も彼女が立ち上げたセブマートに関して本誌でも言及するなど、「海外ネットサービスに詳しく、ある程度ビジネスの話ができる女子大生」というニッチなセグメントで業界認知度を上げていった。

みややっこのポテンシャル：同じく海外サービスに詳しい

実はみややっこからの応募に関しては、彼女のブログを見ただけで採用を決めていた。会ってみてよほど感覚がおかしくなければと。実は今までも応募をもらってからほぼ10分程度で採用するか否かを決めている。

彼女のブログを見て、海外サービスに関する高いリサーチ力を有していると判断したからだ。いくらなんでも女子大生だからといって、ポテンシャルのなさそうな人を採用できないし、本誌の読者のニーズとマッチした記事を執筆してもらえそうだと感じた。当面、みややっこ女史には海外サービスを中心に定期的に寄稿してもらうことになるであろう。

最近、意図的に本誌では海外サービスの紹介を増やしている。海外サービスの紹介は先日のSpotifyの記事のような半歩先くらいのタイムリー性がないとPVが伸びない（多くの読者のニーズがない）というのは分かり切っている。

しかし、The Startupは「インターネット業界の未来を予測し、一足先のトレンドを提供する」というビジョンを掲げるため、海外の先端事例をただコニャックするだけの翻訳記事ではなく、あくまで日本の投資家と起業家向けに分かりやすくローカライズしてお届けすることに価値があると感じている。日本のサービスを海外でPRする媒体は他にあるが、海外サービスの分析を提供するメディアはまだ少ない。特に米国の東海岸の情報の厚みを増したいと考えており、8月からはさらに大物の寄稿者も登場するかもしれない。

国内のスタートアップ業界の課題として、海外サービスを知らなすぎるということを本誌も含めて感じているため、読者の皆さんの事業の参考になる情報を提供していきたい。

ということで、みややっこ。頼みますよ！

ライター・編集部員はまだまだ募集中です。お気軽に、しかし募集要項に合致した方のご応募、お待ちしております。
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