これを押さえれば業界人?:スタートアップ業界5つのバズワード

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スクリーンショット 2013-05-23 22.47.02スタートアップ業界の皆さん、会議とかで訳の分からぬ横文字が出てきて「???」と思ったこと、ありませんか?横文字の多さでは右に出るものはいないと(不名誉な意味で)いわれることも多い本誌が、スタートアップ業界でバズワード(流行語)について簡単にまとめてみました。ハイコンテクストを売りにしてきた本誌ですが、読者層拡大のために情弱にも優しいメディアを目指したいと思います。

なぜ横文字で話してくる奴らはあんなにドヤ顔なんでしょうかね。外資系投資銀行やコンサルの奴らのドヤ顔具合とかマジMother Fuckerですよね!これでもうミーティングで相手に横文字使われてドヤ顔されても大丈夫daze!

1:グロースハッカー(Growth Hacker)

2013年に入ってから国内のインターネット業界でもよく耳にするようになったワード。2013年上半期バズワード賞があれば大賞といえるでしょう。主にwebサービスの会員数を伸ばすための施策を考えたりその実行を担当する人のこと。

はてなで調べるとこんな定義。

マーケティングの課題をエンジニアリングで解決し、ユーザー獲得やサービス成長を仮説検証から施策実行までを通じて実現する人材。コードを書いて課題を解決するマーケター、あるいはマーケティング課題を解決するエンジニア。

厳密にいうと、コード書けなきゃGrowth Hackerを名乗る資格はないということでしょうかね。要は仕組みでユーザー獲得やサービス成長を描ける人。ってことでいいんじゃないかと。

あとは日本にGrowth Hackerという言葉を浸透させたと思われる、Growth Hacker.jpさんの記事にお任せしましょう。

2:コンテンツマーケティング

これもここ1年でよく聞くようになった言葉。webサービスにおけるオンラインの集客ツールは、SEOとリスティングによる検索経由とソーシャルが主だった。これに加えてwebサービスがいわばメディア的にブログ記事を中心としたコンテンツを内製して、時にソーシャルでバズり、時に検索結果で上位に出ることで、その記事をフックにした集客を図る。

コンテンツがオープン化されているCGMサービスであれば、昔から自然にそうなっていたわけだが、ポイントは内製化して集客に繋がる記事を作るという点。当該サービスの理解を促進させるような質の高いコンテンツを作成することで、単純なトラフィック増だけでなくサービスの理解を経た上で流入してくる質の高いユーザーの獲得が可能になる。

この記事コンテンツ作成を中心とした手法が「コンテンツマーケティング」と呼ばれている。と私は解釈している。オーサーランク導入でますます重要視され、2013年後半のバズワード最有力候補といえるだろう。

上位概念に「インバウンドマーケティング」がありますが、下手な解説をすると高広さんが降臨されますので、私からの解説は控えておきます。

3:ビッグデータ

今回紹介する中では最もマジックワードといえるバズワード。webサービスの多くは何かしらの顧客データをログとして積み上げていく。そのログを上手く加工して、企業に売ったりできないかと、スタートアップは淡い目論見を立てている。しかし、その目論見のほとんどは極めて曖昧であり、金の匂いがしないケースが多い。

ビッグデータ自体はスタートアップ業界のみならず、ビジネス界全体でバズワード化しており、大企業が何かしらの形で活かすことはありそうだ。スタートアップにとっては大企業を顧客と想定したビッグデータ作りに励まないと、ビッグどころかスモールにもならないデータしか集まらず、結果的に販売できるほどの価値にならない可能性がある。

ユーザーが増えれば何とかなるさ的な発想と同様で、データが溜まればなんとかなるさ的な風潮がスタートアップにはあることを認めざるを得ない。なので、自社サービスが溜めたデータはスケールした後にどのように活かして金に転換できるかを具体的にプランニングしておく必要がある。

4:O2O(オンラインtoオフライン)

これもバズワード化してから久しい。ビッグデータともわりと密接に絡む分野です。要はオンラインでの行動が何かしらオフラインに影響を与えたり、その逆も然りという話。極論、この記事を見た可愛い女の子が僕にFacebookメッセージを送ってきて実際にランチしたりすることもO2Oといえるわけです。

O2Oの行動がユーザー体験の一部として組み込まれる可能性が高いサービスがO2O銘柄ということができるでしょう。例えばmeetripとかはオンラインで旅行先を案内してくれる人を探し、現地で出会ってガイドしてもらうというO2O行動がユーザー体験の一部として組み込まれるのが必須のサービス。

どんなサービスでもO2O行動が含まれる余地があるわけですが、定義が曖昧で正直メディア泣かせなワードですね。私は迂闊に「O2Oスタートアップまとめ!」とかいう記事は書けません…。

5:ゲーミフィケーション

2011年後半あたりにバズワードで、最近は聞かなくなりましたが、おまけがてらに。webサービスをユーザーに継続的に利用してもらうために工夫して作った仕組みを指すことが多かったような。ゲーム性を持たせて、継続的に利用してもらおうと。

ソーシャルゲームとか、初回利用時のチュートリアルや最初のゲーム体験が丁寧に作り込んであるんですよね。ところがスタートアップのwebサービスは非常に荒削りで、何の説明もなしに「使えよ!オラオラ!」的な場合も多いんですよね。そうじゃなくサービスを使ってもらうまでの流れをゲームっぽくして楽しませて使い始めてもらい、そして継続的に使ってもらうための施策。って感じかな。

この本が当時は結構有名でした。ソーシャルゲームはなぜハマるのか〜ゲーミフィケーションが変える顧客満足〜

「ゲーミフィケーション」は定着したのか、バズワードで終わったのかはよくわかりませんね。

ルー大柴的なスタートアップ業界の会話例

今回のバズワードの解説を受けて、このような文章の意味が少しはわかるようになるかもしれません。(ネタで言ってるってこと、分かって下さいね)

■文章例

O2Oサービスをコンテンツマーケティングとゲーミフィケーションでグロースハックして、そのビッグデータを活かすのが当社の戦略です。

ミーティング中にこういう話になってもすんなり理解できるようになれば、君も立派なスタートアップ業界人さ!

スタートアップ系男子を落としたい女子はこの5つのバズワードを踏まえた上で会話することは当然のこと、「私と付き合うまでのAARRR」などについて力説したりすると完璧です。たちまちスタートアップ系男子は恋に落ちてしまうでしょう。私なら落ちます。私とこれから出会う機会がある女性はぜひAARRRを予習していただきたいですね。

The Startupに関しましては、極力横文字を減らす方向で運営していきたい所存でございます(昔から実生活でも横文字が多いと言われておりますので気をつけたいと思います)
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■About this media & Yuhei Umeki

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