毎週土曜のウメキキュレーションです。2回目で既に挫折しそうな感がありますが、継続は力なりということで頑張ります。ウメキュレに掲載するかもということで、気になった記事は適宜tweetしていたのですが、そのロジックを反映してなのかGunosyのレコメンドの精度が上がってきた気がします。ここ数日はGunosyのメール経由で読みたい記事が2-3本はありました。皆さんも積極的にtwitterで記事を呟くと、そのロジックを元にGunosyの恩恵を受けられるようになるかもしれませんよ。
ファイナンス
1:シリコンヴァレーを席巻する希代のソーシャルメディア投資家、ユリ・ミルナーとは何者か? (8/14:WIRED)
WIREDは質の高いインタビュー記事が多くて良いですね。DSTの投資家、ユリ・ミルナーのロングインタビュー。DSTに関しては本誌でも一度お届けしていますのでご参考までに。
マーケティング
1:【コラム】 「女子会」を盛り上げよう!(博報堂プレスリリース)
女子会発祥の経緯やポジショニングマップでの分析があります。女子会市場を攻めたい場合に参考になると思いピックアップ。
2:ソーシャルコマースサイト「Fancy」の創設者が語る、“買う前”の体験を楽しむゆとりの大切さ。 (8/14:ソーシャルコマース全開ブログ)
Pinterestの最大の対抗馬といわれているFancyの紹介。これらはソーシャルコマースとも呼ばれており、従来型のコマースとは異なるショッピングのユーザー体験について掘り下げられています。この辺のユーザー体験の捉え方は他のサービスにも応用できるでしょう。私も以前の記事でこの辺に多少触れています。なぜ女性はPinterestにハマるのか?
3:ライフネット生命に学ぶ インターナル・マーケティングの極意 (インタビュー記事) (8/17:in the looop)
マーケティングの観点で本誌が注目し続けているライフネット。インターナルマーケって言い換えれば社員全員がマーケターのようなもので、そういう意識を社内根付かせることができるか否かという、社内のマネジメント的な要素が大きいと思います。振り返ると本誌で紹介した、「10万人に愛されるブランドを作る!」ライフネット生命のマーケティング手法図解という記事は施策を考える上でけっこうわかりやすい図になってますね。
上場企業
1:リブセンス、業績予測上方修正のお知らせ(8/14:リブセンスプレスリリース)
大幅な上方修正。まさに飛ぶ鳥を落とす勢いですね。少し前に既にmixiの時価総額を越えたようです。引き続き今後に注目。
2:ZOZOTOWN危うし?ファッション通販で始まる大戦争 (8/15:navarまとめ)
ZOZOTOWNの成長が鈍化した理由とそれを巡るアパレル市場のプレイヤー の話。本誌でもZOZOTOWNの限界に関しては、こちらの記事で織り込み済みです。ファッションECのBUYMAを運営するエニグモがIPO:ZOZOTOWNとの比較からBUYMAの成長余力を探る このnavarまとめには載っていませんでしたが、韓国サイトのコマースで買い物をする日本人女性も増えているようで、アパレルコマースは細分化が進み、どこかが大勝ちする市場とはならないでしょう。
3:日本最大級のITベンチャーイベントで語られた、IT企業家たちのホンネ(1) (8/15:東洋経済)
これはIVSのメガベンチャーセッションのテープ起こしですね。CA藤田社長のペナルティエリア内への斬り込みが面白かったので、ピックアップ。
海外
1:Instagramに続く10億ドル・スタートアップは誰か? (8/14:SEO Japan)
デザイン感度の高い商品のコマースであるFab.comはここに入ってくるほど注目されているのですね。意外でした。この分野を担う国内スタートアップはフラッタースケープのMonocoなどがあるでしょうが、こうしたFabの事例により大型調達がしやすい地合いはありそうですね。この辺のコマースの動向には要注目。
2:【ネットで日常生活を豊かに】アメリカで注目のO2Oサービス20選(8/15:btrax)
けっこうバズっていた気がしますが、O2Oと称しておいてほとんどが定期購入サイトの紹介という点がタイトルと中身の乖離があって?という感じでしたが、知らないサービスも多く、役立ったことは間違いありません。何度も読み返される記事となるでしょう。
その他
1:「センス」を磨くには (8/16:神泉で働くusaponのブログ)
この考え方は結構刺さったので最後にご紹介。良いモノをみるというインプットと、それを言語化するというアウトプットサイクルでセンスが磨かれるという話。私自身もブログをやっているのは読まれるためという前に、まずは自分の思考整理だったり自分が知りたいことを調べて書いているという傾向があります。ようはセンスを磨くアウトプットツールなわけです。
このウメキュレシリーズもある種インプット⇒アウトプットサイクルの強化の一貫ですが、オンラインだけでは良質なインプットにも限界があるので、オフラインで質の高い方にお会いしてお話を聞いたりするなどのインプット量も増やしていきたいところです。