「価値主義」を真に理解していますか?

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脱栽培マンサロンという新プロダクトをリリースしてから、約3週間ほど。メンバーは40人強と比較的小規模ですが、かなり活発な書き込みが多く、盛り上がっていると感じます。

「脱栽培マンサロン」を始めます。(TheStartup)

メンバーが自分でスレを立てたりコメントしやすい空気にしているので、Umeki Salonと真逆の状態で運用をしています。Umeki Salonメンバーが見ると驚きそう。

グループカウンセリングを軸に置いたサロンで、今の所は想定通りに進んでいます。

私がいなくとも、「それは栽培マン的思考じゃないですか!」など、メンバー同士でのツッコミが入ったりすることも多々あり、「脱栽培マン」への意気込みやモチベーションの高さを感じます。

「オブザーバー」という、Umeki Salonでいう無料神枠的な方々に、けんすうさん、キープレイヤーズ高野さん、キッズライン経沢さんがいらっしゃり、彼らも積極的にスレを立ててくださったり、コメントを書き込んでくださったりしています。

高野さんなど、メンバーに会ってお悩み相談まで乗ってくださっているようで。。

サロンメンバーからも、noteでいろんな感想を投稿してもらっています。下記は3名のメンバーの記事です。

非公式 脱栽培マンサロンダイジェスト
実践のサロン「脱栽培マンサロン」
脱栽培マンが目指すべき最終形態と今やるべきこと

このように、サロンの投稿や議論を通して、自発的にアウトプットしたり、思考する人が増えていくことで、脱栽培マンへの足がかりを掴んで欲しいと思います。

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恵比寿の焼き鳥屋という、栽培マン感ある場所にて、9名でオフ会もやりました。男しか写真にはいませんが、「栽培ウーマン」のメンバーも2名います。基本は男子校ですが。。

かなりインタラクティブなサロンになってきていて、6月も有志でオフ会があるようです。

始めてみてから、私自身も学びが多いですね。TheStartupはスタートアップ関連のメディアのはずですが、もともと「栽培マン論」は一般的な会社員に広く通ずることから、人気コンテンツだったんですよね。

そこで、たまには記事で脱栽培マンサロンで私が提唱していることを、紹介したいと思います。

 価値主義を理解しないと、栽培マンから一生抜け出せない

「価値主義」とは何か。

TheStarup内で検索すると、1記事しかヒットしませんでした。メタップス佐藤さんの「お金2.0」の中にある言葉です。

お金2.0に見る、経済システムの設計とお金からの解放された後の世界

「お金2.0」の中で「価値主義」がどう紹介されていたかは忘れてしまいましたが、世の中の多くの人が価値主義を理解しておらず、それゆえに栽培マンになってしまっていると感じています。

「価値」は需要と供給が交わる点で決まります。

踏み込んでいうと「需要が多い」ところに対して「供給が少ない」ものは価値が高いと言えます。

よって、まずは「供給が少ない」スキルを身につけたり、提供できる商品を持つべきで、これを「オリジナリティ」とも言います。

ですが、オリジナリティだけでは市場で勝つことはできず、そのオリジナリティに対して「一定の需要」がないとマッチングしません。

仮にオリジナルであっても、無価値に等しいものも多く、需要があるオリジナルが求められるのです。

例えば、日本にバチカン市国のことを伝えるYouTubeがいたとします。たしかに他にやっている人はいないので、オリジナリティがあり希少性も高いと言えます。

しかし、バチカン市国について知りたい日本人はそんなにいるのでしょうか?需要がほとんどなく、価値主義的には「無価値に等しい」となります。

オリジナリティが高いというのは供給サイドのみの視点で、需要サイドからある程度今後の需要伸びが見込める領域を選定して、そこに対して自分が供給できるスキルを磨いていくということが、価値主義的にはとても重要な考え方です。

スタートアップ用語では「マーケット選定が大事」と皆が口を揃えて言いますが、それは需要が今後伸びる市場の見極めと同じ意味です。

2018年にガラケーで見れるエロ動画サイトを開発しても今後の需要がありません。VRでエロ動画なら今後花盛なので、「VRでエロ動画撮れるスキルがあります」は価値主義的には市場も拡大していくので、大いにアリです。

スマホアプリエンジニアより、ブロックチェーンエンジニアの方が、将来価値が上がりそうなのは皆さんも理解できますよね。

栽培マンの多くは、将来需要が下がりそうなポジションに現在身を置いてしまっていることが多く、ゆえに「AIに代替されるぞ!」と私はしつこく警告しているわけです。オリジナリティもなければ、需要も下がるということで、ダブルパンチでやばいです。

先日「週刊現代」で「銀行の支店長の仕事がなくなっていく」という記事を読みましたが、三井住友銀行中野坂上支店がすでにそうなっているらしく、窓口のおばさんたちが消えて、機械と支店長による接客しかないようです。

そして、そもそも支店が統廃合されていくので、支店長ポストも減っていくというダブルパンチで、加速度的に支店長の仕事がなくなっているようです。

この将来の見通しに対する甘さこそが、栽培マンなのです。

なので、まず皆さんには「価値主義」を自らの思考や行動指針にインストールいただきたいです。

そしてしつこく、「そのマーケットは将来価値が上がるのか」や「将来価値が上がるマーケットに対して、自らが提供できる価値はあるか。スキルを上げることができるか」を考え抜いてほしい。

栽培マンは市場が読めてない人が99%なので、市場を読む力が大切です。

こういったポエムを定期的に投稿したり、簡単な課題を出して、それに各自取り組んで見ましょう。的なことをやっています。

ご興味のある方は、下記からサロンを覗いてみてください。



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