詳しくは、こちらのリンクからご覧いただきたいのですが。
本誌ではEXIT組をドラゴンボールの「スーパーサイヤ人」に喩え、庶民的なサラリーマンたちを対義語的に「栽培マン」と称してきました。
企業においていくらでも替えが効く存在で、会社帰りに新橋あたりでクダを巻いている、生産性のない愛すべきキャラクターたちです。
しかし、学生起業家でもない限りは、どんな戦闘力が高い人でも、名無しの栽培マンだった新卒会社員時代もあったわけです。
私は会社員は2年9ヶ月で卒業し、その後は6年半以上自営業者で、社会人経験の2/3は自営業です。
ゆえに栽培マンからは卒業した、いわばクリリンくらいの存在であると自任しています。もちろん、自分はスーパーサイヤ人ではありません。
栽培マン時代の自らの思考や、こういうことを言っているから栽培マンから抜け出せないのだ!というような話を、本誌で何度か繰り返していったところ、どうも「栽培マン」というワードが一部界隈で定着してきたらしいのです。
本誌でいう「栽培マン」について、他のメディア?にまとめられています。
上記記事の指摘にある通り、社会の大多数は栽培マンであり、栽培マンがいないと社会は成り立たない。
また、自身にももちろん栽培マン時代があったことから、栽培マンという存在を全否定するつもりはありません。
栽培マンの中にも、大まかに2種類います。
いつか覚醒してクリリンやサイヤ人側に進化する栽培マンと、定年退職時に窓際族になっている、生涯栽培マンに分かれます。
生涯栽培マンとは当然関わりを持ちたくないのですが、栽培マンから抜け出すために試行錯誤する若者には、特に微力ながら力になれればと思っています。
感覚値ではありますが、40代初頭まで栽培マンな人が、そこから栽培マンを抜け出すことは難しいでしょう。せいぜい、中級栽培マンなど、企業でいう「執行役員」レベルに出世できれば関の山。
最近では、スーパーサラリーマンを自称する人たちもいるようですが、構造的には会社員なわけで、本誌的に表すると「上級栽培マン」となります。
戦闘力が高い栽培マンであり、それはそれで企業に必要な存在ではあり、下手な経営者よりすごい存在かもしれませんが、誰かに雇われないと生きていけないことに変わりはないのではないでしょうか。
栽培マン志向の一例:「年収を上げたい」という愚かな発想
企業戦士として、上級栽培マンを目指すのも一つの選択肢ですが、例えば私は、企業社会では上級栽培マンにすらなれないだろうなと自らを振り返ると感じます。
しかし、上級栽培マンになれないからといって、クリリンになれないとは限らないのです。
上級栽培マンの延長線上にクリリンやスーパーサイヤ人がいるわけではないのです。戦うゲームが違うともいえるでしょう。
会社員として、出世してその企業の重役になれる確率は相当低い。ならば生存戦略として、20代から脱栽培マン思考を身に付け、実際に行動に落とし込んでいくことは重要と思われます。30代半ばも過ぎていくと、思考が凝り固まってきており、やや難しいかもしれない。
このサロンは、けんすうさんからの勧めで「栽培マンを救うことに社会的意義があるのではないか」という考えで始めてみました。
よって、最近ブームに沸く様々なオンラインサロンのように、スケールを目指すつもりはありません。
詳細はリンク先で確認していただきたいですが、サロンというのは本来的にはクローズドのグループコミュニケーションであり、人数が大きくなればなるほど「サロン感」はなくなっていく気がします。
堀江さんが「Horie Innovation University」と称されているのは正しくて、「大学」とすれば、開かれた感覚がある。
しかし、私は性格的に開かれた場は得意ではないので、クローズド空間で貢献したい。
なので、「サロン」というワーディングに、こだわりがあるのです。
Umeki Salonにもキープレイヤーズ高野さんからのご紹介で多くの方が入ってきていただいているのですが、転職希望者は起業より転職でキャリアアップを考えていると思うので、Umeki Salonより脱栽培マンサロンの方が実践的で役に立つのではないかと思います。
脱栽培マンのために、誰しもがIPOやM&Aを目指す起業を志向する必要はありません。
その中間である私のような生き方もあって良いはずですし、サイヤ人的な思考に近づくための橋渡し的なヒントをご提供できるかもしれない。
そんな想いで、新しい場を作ってみました。
ご興味のある方は、リンク先を覗いて見てください。