相談に乗り甲斐のある人とは?私が自らのフィギュアを作った理由

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私はあまり人に相談事をする機会がないのですが(年に数回?)、職業柄なのか?相談に乗ってくださいと言われることは少なくない気がします。

相談に乗ること自体はさほど嫌いではなく、頭の体操だと思っています。ただし、サラリーマンのキャリア相談は好きではなくて(不毛だと思っているのと、助言してもほとんど行動に移すことがない気がするので)、事業相談の方が好きです。

相談された際は、できるだけ価値を出そうと自分なりに考えて相手にアウトプットを出します。もちろん、自分の意見が必ずしも正しいとは思っていません。しかし、そうした助言を飲み込んですぐに実行に移してくれる人とそうではない人がいます。相談を受けた側としては、当然前者の方が嬉しいわけです。的外れだと思った助言を引き受けて実行する必要はないんですけどね。

受け取った助言を実行に移し、その結果を報告される。良かったか悪かったかも含めて。相談をされた側にとっても、自らの仮説を一つPDCAを回したことにより、知見が溜まるんです。そういうPDCAを提供してくれる相手であれば、また相談に乗ろうじゃないか。と思うのです。

ビジネスとして、クライアントから報酬をいただき、継続的に相談に乗ってその解決策を示し、実行に移した結果を報告いただき、また助言をしていく。これがコンサルティングビジネスのサイクルであり、少なくともコンサルティングをする側にとっては「ある程度は助言を受け入れて実行してみる柔軟性」があるクライアントの方が、取り組みやすいのは言うまでもありません。

助言が全く実行されないことに対して、コンサルティングをする側としては「あれ?自分の意見がそんなにバリューがなかったのかな」という不安もある一方で、コンサルティングを受ける側の態度にも全く問題がないとは言えないことも少なくありません。

なので、相談する場合はできるだけ助言されたことをどんな小さなことでも実行してみた方が良いと思います。「相談」などというたいそれたことではなく、日頃のコミュニケーションの中でも「あの本良かったから読んでみなよ」という会話があって、次に会った際に「梅木さんが良いと言ってた本、読んでみたよ!こう思った」というフィードバックがあれば、「おっ!」って感じますよね。この人は、打てば響く人なんだ。と。それならば、もっと自分の知見を提供しよう。という気になるのが、人情というものであると思います。

ちなみに私自身のは数少ない相談で記憶に残っているのは「来年同じことをしたくないのですがどうすればよいでしょうか?」「You、会社作っちゃいなよ!」という助言で「そっか!わかりました!」といって1ヶ月半後には会社を作りましたね。素直に実行しております。

一方で、相談したわけではなく、一方的に助言いただく際もあります。その助言は、もともと課題として認識していたものではないものの、潜在的な課題であることが少なくありません。

先日は、とあるけんすうさんという方より、「フィギュアがくると思うんだよ、自分のフィギュアを作ってみてくれないか?梅木さんのフィギュアなんて、誰も欲しがらないと思うんだ。だが、それがいいと思うんだよ!サロンの景品にしよう」と言われまして、サロンに多大な貢献をいただいているけんすうさんの助言であれば見過ごせないと思い、実行しました。

フィギュア
えっ?いらないですか?

3Dプリンタで、渋谷ロフトで作ってきました。15cmくらいですかね。3万円くらいでした。これを3月中にサロンでいいコメントをしてくれた方にプレゼント!結構細かいとこまで再現できてるんですよ、このフィギュア。3Dプリンタのカブクが運営するrinkakにデータを保管させて、rinkakはそれで手数料を得ているのだということが学びとしてありました。

たしかに、このフィギュアはみなさんからいらないと言われて、私は傷つくかもしれません。しかし、3Dプリンタってこういうものなんだなと体験できたり、カブクのビジネスモデルにユーザーとして触れることができました。けんすうさんの助言がなければ、自分だけで行動まで移せないことだったので、私にとっては知見が溜まっています。

けんすうさんにとっても、メディアの次のモデルとして、運営者個人のグッズ販売(ぬいぐるみやフィギュア)を通して、ユーザーのエンゲージメントが上がるのではないか?という彼の仮説があり、梅木フィギュアの存在によって、それがどう転ぶのか?という検証が一つできるわけです。

なので、助言をしたけんすうさんにとっても「あいつ、ちゃんと行動に移していて、助言した甲斐があったな。次もなんか助言してやろう」と思ってもらえるはずなんです。

些細な事例ではありますが、お決まりの栽培マン論に帰着させると、下手にプライドの高い栽培マンは助言をなかなか実行に移しませせん。少なくとも、信頼できる人の助言は、腑に落ちなくても黙って実行してみる。やってみた上でどうだったか考える。という姿勢は結構大切なのではないかなと思います。ここに、成長がない栽培マンと、成長速度が速い人の違いがあるのかもしれません。

誰も彼もの助言を受け入れる必要はないですけどね。



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