「失点しない戦い方」で心がけるべき3つのこと

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私にしてはえらい保守的な記事ですが。

サッカー日本代表の試合を見ていると、大抵の試合で「不必要な失点」があります。失点を場合分けすると「相手のプレイが素晴らしいが故の失点」と「自らのミスが招いた失点」があり、日本代表の失点シーンは明らかに後者が多い。

これは私たちの日頃の仕事やプライベートでも、当てはまることが少なくないと感じます。

特に異性とのコミュニケーションにおいては、特に女性から男性は初期は「減点方式」で見られがちな場合もあり、そこでは「いかに失点しないか」が重要です。

東カレデートなどのデーティングアプリのメッセージ欄は、桜木花道もびっくりの戦場です。人気のある女性のメッセージ欄を見せていただくと、そこにはおびただしい数のメッセージ数が。普通のコミュニケーションではアテンションを引くことができず、メッセージを見てもらえすらしません。

運良く見てもらえたとしても、メッセージが途中で終わってしまうことの方が多い。普段のコミュニケーションでは失点にならないようなメッセージ内容でも「なんか返す気が失せる」ということで、失点となってしまいます。

このように「失点」はシチュエーション次第で定義やレベルが異なります。

対面。その中でも1on1かグループか。初対面か複数回目か。LINEでも、知り合いたての人か、親しい人か。知り合いでもなく、メッセージ1本で相手に興味を持ってもらわないと次がない、デーティングアプリ。

LINEなど、男性から送るたった一つのスタンプで女性から「失点」カウントが入ることもあるそうです。

我々は、自分でも全く気づかない点で、日々、失点しています。

失点

ここでいう「失点」は「失敗」とは異なります。

失敗は、何か新しい試みにトライして「成功」せず、期待外れな結果に終わること。

失点は、特にイノベーションが要求されない場面で、不用意なミスで招いてしまっている事象を指します。

サッカーの失点シーンも、「不用意な飛び出し」から裏を突かれるというシーンが少なくありません。

プライベートでは、自己をアピールしたいばかりの「不用意な発言」から相手の心象を悪くしてしまうことがあります。

この失点を避けるには、「沈黙は金なり」という言葉が頭をよぎります。相手の話をしっかり聞いて、来たるべき時にカウンターアタックを繰り出せば良く、喋らせておけば良い場面というのは日々必ずあります。その際に、うっかり相手の話に乗ってしまい、余計なことを言ってしまうことで、不用意な失点につながってしまうことが多い気がします。

特に、聞かれていないことを語り出してしまうと、失点確率は上がります。

なので特に男女のコミュニケーションにおいては、初期は「いかに失点しないか」が重要であると最近再認識しました。今までの私が失点が多すぎただけかもしれませんが、女性たちの話を聞いても、私に限らず「大量失点男子」は少なくありません。

特に初回は、ドローでも構わない。有りと思わせるよりは、無しと思わせない戦い方が重要で、初回から勝とうとしてはいけないのではないかと感じています。恋愛工学とは真逆の考えですが、私は不特定多数の方と遊びたいわけでもないので、むしろ真逆の考えが良い気がしています。

失点してしまいがちな人は、時間軸という概念が希薄なのかもしれません。短期的な成果を求めてしまうあまり、リスクを冒してでも攻めに転じた結果として、「不用意な失点」で負けてしまうことがある気がします。

また、失点してしまいがちな人は、男性だといわゆるエリート的な企業勤めの方が自己陶酔的な言葉を駆使してしまったり、女性だと自分に自信がありすぎるがあまり、言わなくても言いことまで言ってしまいがちな傾向が見受けられます。

単純に言うと、要は傲慢で、謙虚さがない人たちは失点が多いでしょう。特に男性は表情を見ればそういう人か否かは結構わかる気がします。私自身もそういう時期があったでしょうし、今も少しはそうなのかもしれません。

傲慢さによる過信の結果として、失点を生み出してしまうのです。

誰にでもわかる言葉で、フラットなコミュニケーションが取れる人は、失点も少ないのではないでしょうか。

とりとめもなく書いてみましたが「失点しない戦い方」としては、「1.失点は傲慢なマインドが生んでいること」を自覚し、「2.承認欲求を満たしたいがための不必要なアピール」はやめ、「3.知識として失点ポイントを把握」するという3点に尽きると思います。

1,2は心構えなので心を鍛えれば大丈夫ですが、3は案外知識として知らないことが多いと思います。

多少失点の話とは逸れますが、たとえば複数の食事会で知り合った女性を食事に誘った時に「友達も連れて行っていいですか?」と言われる。これは大抵の男性であれば「脈はないな。港区おじさん逝きか…orz」と考えるでしょうが、とある業界においてはそれがわりと常識的な対応とのこと。完全に脈がなければ、そもそも友達連れでも食事に行かないということでした。

このような話は、自分自身の常識で考えてしまっていて、勝手に自爆している例といえるでしょう。「失点ポイント」を見極めるには、複眼的な視点が必要と言えそうです。

以上です。

得点能力を磨くことは言うまでもないですが、同等に失点しない守備力を磨くことを怠ってはいけません。守備力強化にも、目を向けていきたいところです。

上記の点以外にも「失点しないための論点」があれば、ぜひご教授いただきたいです。



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