EdTech業界に新たな新風だ。tinder風UIの英単語学習アプリ「mikan」が本日10月27日にリリースされた。mikanは週末に開催されたインキュベイトキャンプ7thで2位を獲得したスタートアップだ。(先日の記事ではメディア掲載NGということで非公開となっていた)
こんな感じのTinder風UIで単語を知っているか知らないかスワイプし、覚えられていない場合は何度も覚えられていない単語が出てくる。
mikanは「1日で1,000語覚えられる」という謳い文句もあり、今夏に200名以上の参加者によるユーザーテストでは4択の確認テスト100単語分の最終定着率が81%という結果になったそうだ。使用した単語はTOEICで800点以上を目指すレベルの単語だったとのこと。
mikanは2014年内に100万DLを目指しているようだ。
筆者もTinderを使ってみたことがあるが、TinderのようなイージーなUIは英単語学習のような反復学習にたしかに向いていると思う。
尚、mikanを運営する宇佐美峻氏による小気味よく若々しいプレゼンは、インキュベイトキャンプでも群を抜いたわかりやすさであり、筆者はキャンプ前の事前プレゼンを見た際に優勝と予想したほどである。
あれ、でもプロフ写真ではミカンじゃなくリンゴを食べていますね。
ご友人によると、mikanは未完成の意味で、打倒Appleという意味もあるそうです。
事前プレゼンの際にマネタイズは厳しいだろうなと感じたが、その時頭に浮かんだのはLINEだった。LINEのようなカジュアルゲーム群にこういったアプリを混ぜるのは面白いかもしれない。
僕はEdTechサービス全般に懐疑的で儲からないと思っているのだが、仮に儲からなくてもよいサービスで、何かと接続して他にキャッシュポイントを持つポートフォリオの一部になるのであれば、面白いと感じた。単独での上場は難しいかもしれないが、今まで見てきたEdTechの中では可能性を感じるサービスで、EdTechのスケールの鍵として「シンプル」「ゲーミフィケーション」が挙げられると改めて思い知らされた。
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