2014/2015年に買収されるスタートアップはどこか？

先日本誌で行った2014/2015年に買収されるスタートアップはどこか？というアンケート。結果が出ましたので発表します。2日間で締切って有効回答数は165件。＊全て画像はクリックすると拡大します。

まず「どこが買収されると思うか」はコイニーが1位でした。続いてmeryとiemoが肉薄していますね。「その他」の自由回答がなかなか面白かったので一部企業を抜粋しましょう。

2票： lang-8 / VOYAGIN / Increments / Gunosy / ネットマーケティング
1票：FULLER / ココナラ / ウィルフ / プライムアゲイン / シナモン/ Nagisa / BASE / BuzzNews /BearTail /schoo / クラウドワークス / relux / トライフォート

上場観測が出ている企業を売却予測に入れてくるとは、よほどの素人か逆に玄人ですね。本誌の読者のリテラシーもそれぞれといったところでしょう。Incrementsって聞いたことないなと思いましたが、Qitaのとこなんですね。たしかにQitaは売れそうだよなと僕も思いました。

個別の理由を見ていきましょう。meryの売却を予想した人は「サービスの利用者数が伸びているから」を最大の理由に挙げています。売却先予想企業にはリクルートが3票、DeNAが2票ありました。

伸びてるかどうかは知らないがイケテル感はでているので今がウリ時かなあ〜と。参入障壁も低いし経営者も若いし、条件次第では意思決定すると推測。

フリーワードではこんな理由が。イケテル感出てるそうですね。いやあ、meryに関しては下手なコメントすると羊のアイコンの人に怒られかねないので、そっとしておきましょう。

続いてはあの100%の村田マリを擁するiemoです。これはmeryより売却理由が割れていますね。売却予想企業にはリクルートが2票入っていました。

経営者がシリアルアントレプレナーなのでゼロイチ以降の成長は売却先に任せそう

フリーワードではこういった回答がありました。たしかにゼロイチがお好きそうな方ではありますよね。

コイニーは今回の6社の回答の中では「サービスの利用者数が伸びている」という比率が最も低かったですね。市場の伸びと従業員の優秀さが売りだと本誌の読者には思われているようです。売却予想先にはセゾンが3票ありましたが、既に株主になっているセゾンはコイニーに投資した担当者が「なんでコイニーに投資したんだ。誰が責任を取るんだ」と社内で詰められているという噂も聞きました。セゾンへの売却は難しいかもしれませんね。