The Startupからのお詫び

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ここ最近、本誌の記事を発端に多くの方を巻き込んだ炎上騒動が起こり、どのような形で本件についてコメントすべきか悩んでおりました。オンラインオフライン問わず様々なご意見をいただき、大いに考えさせられました。スタートアップ界隈をお騒がせしてしまったこと、および当該記事に関して何点か本稿で謝罪させていただきたいと思います。

■問題の記事に関してとランサーズ様への謝罪

①:私信を先方の許可なく記事で公開した点
②:「言論統制」という表現が文脈に不適切であった点
③:ポジショニングマップの表記方法などに稚拙さがあった点

この3点は様々な方にご指摘いただき、私の落ち度であると感じました。①②の表現において、菅沼様、ランサーズ様にご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます。申し訳ございませんでした。

もしご機会をいただるようでしたら、直接訪問してお詫びさせていただければと思います。この件につきましては、別途ご連絡させていただきます。

下記二点の記事に関しては、今後のランサーズ様の活動に支障をきたさないよう、2013年8月30日を持って削除致します。

ランサーズ、The Startupに対して言論統制
クラウドソーシング狂想曲:クラウドワークス vs ランサーズ

■クラウドワークス様との関係について

既にクラウドワークスCEO吉田浩一郎様がブログでも表明して下さっておりますが、改めて私からもご説明致します。

①:クラウドワークスから本誌に金銭が支払われたことはございません
②:クラウドワークスとは過去に梅木個人として取引実績がございます
③:取引実績は単発であり、継続的な月額顧問契約などはございません

今回の関連記事は私の独断で書いたものであり、クラウドワークス様は一切関与しておりません。

The Startupの記事により、クラウドワークス様にご迷惑をおかけしたことを改めてお詫び申し上げます。申し訳ございませんでした。

■クラウドソーシング業界全体に関して

今回の騒動により、クラウドソーシング業界全体の信頼性や発展の妨げになるきっかけを作ってしまったことを改めて謝罪致します。二社のみならず、業界関係者の皆様にもご迷惑をおかけし、申し訳ございませんでした。本誌ではランサーズ様、クラウドワークス様に関する記事は今後掲載致しません。過去のクラウドソーシング関連記事に関しても、削除致します。

■警察騒動に関して

一部メディアで警察が関係した騒動に発展しているという記載がございます。事実としては、GMO世永様からの私へ謝罪の申し出があり、GMO様の会議室を使用させていただこうとしたところ、使用不可となり、警察署を話し合いの場として利用させていただいたのみです。オンライン上で攻撃的な方だったため、身の危険を感じ、警察署に許可を取った上で使用させていただきました。私から被害届も出しておりませんし、今後も警察を絡めた自体に発展させる予定はございません。

■取引実績のある2社との関係の疑惑について(追記:18:20)

私と過去に取引実績のある、ヴォラーレ様、Retty様に関しても本誌では以前記事を出しており、その記事に対する報酬があったのではないかという疑惑もございました。両社からThe Startupの記事に報酬が支払われたことはございません。

ヴォラーレ様とはApplivという媒体でアプリ未来予想図という連載を書かせていただき、Retty様とはマーケティングに関するアイディア提供をさせていただいておりました。疑惑を持たれた両社にもご迷惑をおかけしたことをお詫び致します。申し訳ございませんでした。

■今後のThe Startup運営方針

本件により、取引実績のあるサービスや企業に対して、たとえ本誌で記事を書くことについて金銭の支払が発生していなくとも、世間の誤解を生む可能性が高いことを認識致しました。ご見識者の方々からすると当然の事かもしれませんが、本件を機に今後の運営方針を明示致します。

①:取引実績のあるサービスや企業について記事を書く際は、取引実績がある旨を記載する
②:ポジショニングマップに関しては表現方法や対象数を今まで以上に吟味した上で使用する際は使用する

以上となります。本件の事の発端は私の記事となりますが、思わぬ方向に発展し事が大きくなってしまいました。元の私の記事がなければここまでの問題を引き起こす事もなかったかと思いますので、多くの方を巻き込んでしまい、申し訳なく思っております。関係者の方々、誠に申し訳ございませんでした。

私個人に対しては実名匿名を問わず本件で多くのご意見をいただき、確認できるものは目を通させていただきました。自分が気が付かない視点に気づかされることも多く、勉強させていただきました。

このような形で多くの方にご迷惑をおかけしましたが、自分は誰に対して何を書くべきなのかを考えさせられました。応援していただいていた読者の皆様の期待を裏切ってしまったかもしれません。本件を重く受け止め、精進したいと思います。この度は多大なご迷惑をおかけし、申し訳ございませんでした。

The Startup編集長
梅木雄平



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