やあ、エンジニアの皆!元気かい?
極めてシェアしにくかったであろう、ネット業界大手5社の年代別平均年収はひそかに反響があった。キャリアは誰しもが考えるものであり、綺麗ではないエグめのネタにニーズがあることがわかった。今回はエンジニアに職種を特化してお届けする。
俺の知人のエンジニア・ブラザーたちも転職を検討する奴は少なくない。エンジニアの転職パターンはどういうものがあるのか。エンジニアの転職支援実績が豊富な、Engineer Factoryを運営するアイム・ファクトリーの久利可奈恵代表取締役ご令嬢に話を伺った。久利ご令嬢はキャリアコンサルタント歴10年の大ベテランだ。下記の転職パターンを踏まえた上で、エンジニアのブラザーたちには転職を「工作」してもらいたい。
レベル -1:転職活動したことないエンジニアは情弱!
「はっきり言って、キャリアに関して無知な人が多いわね。エンジニア歴未経験で何気なく入社した会社で、仲良くなった仲間の繋がりや現場で
知り合った会社にとりあえず移ってみるケースは少なくないの。まともな転職活動をしたことがない人が意外に多いのよ。」
「そんな環境で長く勤めても待遇は改善されていない人は多いわ。いざ転職を考える時に、自分の市場価値がどれくらいなのか?どんな会社に転職できるのか?キャリアに対してのビジョンや市況も知らなすぎるのよ。初めてエージェントの門を叩き、今までのキャリアの説明を求めても、現場で案件面接するときのスキルシートの説明だった。なんてこともザラね。」
久利ご令嬢、満面の笑みでけっこうエグいことをおっしゃいますね…
ご令嬢の言葉をさらに鋭くすると、エンジニアはキャリアに関しては案外情弱であるといえるのかもしれません。コードを覚えるのも大事ですが、キャリアに関する情報も収集してはいかがでしょう。
レベル0:現在の労働環境が古すぎて、転職先がない!?
「自分が携わる環境やスキルの未来に不安を感じて転職を考える人も多いわ。Notesエンジニアをこのまま続けてていいのか。Mr.COBOLと言われ続けて俺はいいのか。とか。ただし残念なことに、恐怖のあまりそれ以外の言語や知識の自己研磨を怠ったために、転職活動も同様の古い業界にしか引っ掛からないケースも少なくないわ。」
いやー、エンジニアって大変なんですね。スキルをアップデートし続けないと、時代に取り残されていく。今の仕事には直接関係なくても、汎用性の高いスキルを学習し続ける必要性はあるんでしょうね。
レベル1:今の会社で未来が見えないYo!!!
「会社の先輩たちがリストラされたり、転職活動が上手くいっていない。あれは数年後の俺なのでは?というパターン。会社の景気が悪いのか、世の中のせいなのか。40代の先輩達がリストラされたり、その後の転職活動がうまくいっていないのを目の当たりにする。今の会社でいいのか不安になる。若手でも待機で遊んでいる社員を見ると転職活動をせずにはいられない人は多いみたい。」
上場企業もしくは大手といわれるSI企業に入った、勝ち組エンジニアだったはずの俺。こんなはずじゃなかった!こんなはずじゃなかったYo!!!
というパターンは少なくないらしいですね。これはエンジニアに限った話ではなく、大企業に勤める人にとってはわりと共通の悩みなのかも。
レベル2:俺、働かされすぎなソルジャーなんじゃ…
「これが最も『脱北』感のある事例。使命感に燃え、できる限り働いてきたが、労働時間長すぎ。月250時間超えることなんてざら。あれ、おれ残業代ってもらえたっけ。。。なんてね。」
「たまたま結婚するタイミングがきて、ようやく働き方と月給が何となく合っていないと気づき、彼女にも色々言われて初めてエージェントに相談に来る人は多いのよ。」
筆者(梅木)自身は社会人になってから4社で働きましたが、会社によって本当に労働環境は変わります。残業代出るとこも出ないとこもあった。何らかの算段があって(スキル付けたいとか)働きまくるならいいですが、働かされまくるのは辛いですよね…。今の環境が全てではないと思うので、やらされ感があって疲弊してる方は、外の色んな人に話を聞いて、「脱北工作」を始めてみるといいと思う。
レベル3:テイクミー!テイクミー・ハイヤー!
「最後はステップアップしたいパターン。これは明確なの。開発ばかりだが設計に携わりたい、お客さんと直接やり取りしたい。ステップアップしたいと思うのは当たり前。IT独特の商流が邪魔をして、自分の所属会社の名前で仕事をしたことがない人は多いのでは。ならばその上の立場の会社の人になりたいという要望が多いわね。」
このパターンの人は、市場を踏まえた上でのキャリアアップを志向しているように思えます。だいぶネガティブ(や情弱)な理由が今までは多かったですが、テイクミー・ハイヤー!パターンはキャリアを計算できている(しようとしている)人の思考といえそう。
気になるエンジニアの年収、続きは○○○で
エンジニア・ブラザー、君らはキャリアについては情弱だってことがわかったかい?転職を考えるエンジニアの一般的なパターンは上の5つみたいだ。気になるエンジニアの年収については、別のメディアの記事で遠くない未来に発表する。楽しみにしててくれ。
ちなみに、久利ご令嬢が率いるアイム・ファクトリー社は、エンジニアの転職相談にかなり強いらしい。僕の周りでもアイムと取引のある企業は多いです。しかもアイムは、ピカピカのキャリアを持つエンジニアはもちろん、わりとどうしようもないキャリアのエンジニアの転職支援成功実績が多いという。
例えば、筆者は社会人4年目で4社+フリーランス1年2ヶ月という状況で、リクル○ト・エージェントに登録すると足切りされるスペックらしい。僕を足切りするとは、全くいい度胸ですね。客観的にみたら、どうしようもないジョブホッパーですから、仕方ないです。しかし、アイムではむしろそういう人ほど面白みがあり魅力的と捉えて積極的に支援するそう。
ということでキャリアを今後どうすればいいのか。脱北工作したいドMエンジニア諸君は、久利ご令嬢の笑顔に悩殺(いや、相談)されにいき、自分の情弱ぶりをまずは思い知った上で、転職を検討すると良いであろう。
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