仕事における「ジャイアン力」の重要性

Pocket


ジャイアンの画像って使えそうなやつがあまりなく、過去記事から引っ張ってきました。TheStartupに2年7ヶ月ぶりの登場となるジャイアン。

ジャイアンといえばかなりのわがままで知られると思います。「お前のモノは俺のモノ」などの名言を残しています。

スクリーンショット 2017-06-26 10.50.06

そして超音痴にも関わらず、なんと気持ちよさそうに歌っていることでしょうか。

ジャイアンは本能の赴くままに「やりたいことをやっている」ように思えます。これ、仕事において今後非常に重要な能力に思えてきました。

横柄な言い方をすると「うるせえ、俺がやりたいって言ってんだからやるんだ」という話です。

多くの栽培マン達は社内で決済を取る必要があるとか、コンセンサスがとか言い出しますが、「俺がやりたいんだから、やる」はかなり本質的な施策に思えます。

多角的な視点で検証した結果、とかではなく、「いいから俺がやりたいからやる」。

「俺がやりたい」という状態は、少なくとも一人は熱狂している状態なわけです。うおおお、これ、やりたい!!と。

東カレバチェラーNIGHTも個人的にはバラを受け取ってもらえないなど、散々たる結果に終わりましたが、これも「俺がやりたいんだからやってくれ」という公私混同も甚だしい企画です。さらに酷いのはアイディアだけ出して、オペレーションはよろしくという、まさに「ジャイアン力」を発揮した例といえるでしょう。

栽培マンほど「組織のために」とか言って、自分の欲望を押し殺しているのではないでしょうか。「それが大人になるということなんだ」とかいう上司の戯言は腐っています。結果として、クソつまらない企画とすら言えない企画がはびこる社会となっているわけです。

自分の欲望を通して、それにレバレッジを掛けて多くのユーザーを巻き込めば良いわけです。

これ、ちょっと面白いかも…ということは、とりあえず口に出してみるべきです。そこで相手に否定されたとしても、「うるせえ、俺がやりたいと言ってるんだ!」と言って押し切ってしまえる力も必要です。

大抵の場合、否定されるとシュンとしてそれで終わってしまいます。

否定されても、なおそれ覆すほどのパッション。

それが私の考える「ジャイアン力」であり、これは起業家にとって必須な能力のように思えます。

皆さんもきっと子供の頃は多かれ少なかれ「ジャイアン力」があったはずです。それが相手がコントロールしやすいための常套句である「大人になれよ(いいから黙って俺のこと聞けよ)」によって、ジャイアン力を失ってしまったのではないでしょうか。ある意味「大人になれよ」と言ってくる奴には多少のジャイアン力があるのかもしれない。

ジャイアン力の源泉はパッションです。

これ、やりたい!という強烈な推進力です。

ちなみに記事を書くにあたっていろいろ調べていたら、「お前のモノは俺のモノ」にはちょっといい話があったみたいですね。少し泣けました。

ぜひ栽培マンの皆さんも、かつて子供の頃は持っていたはずの「ジャイアン力」を取り戻してください。



Pocket

コメントを投稿する

「仕事における「ジャイアン力」の重要性」に対してのコメントをどうぞ!