社会人必須のスキル!?「カラオケ力」を構成する5つの要素

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そろそろ忘年会シーズンだろうが、会社員の皆様は一次会で飲んだ後に二次会でカラオケに行く機会も多いのではなかろうか。日本独特の文化ともいわれるカラオケ。仕事上の付き合いで行くカラオケでは、単に歌えばいいわけではなく、「カラオケ力」が求められるだろう。カラオケ力は必須のビジネススキルといっても過言ではない。

「カラオケ力」という言葉を少し前に聞いたので、「カラオケ力」について考えてみた。僕はカラオケ力が相当低いという自覚があるのだが、サラリーマン時代や付き合いでのカラオケを思い出して「カラオケ力」の構成要素5つ+αを洗い出した。

ジャイアン

1:1曲目を制する者はカラオケを制する(突破力)

最近、何かの記事で「アイディア自体が仮に微妙だったとしても、会議では一番最初に意見を言った奴が偉い」という話を見てなるほどと思った。膠着した空気を最初に壊せる突破力を持った奴はリスペクトされるべきなのだ。

これをカラオケに当てはめると、歌が上手いかは関係ない。普通以上であればいいのだ。それよりも1曲目でノリの良い曲を歌い、場の雰囲気をオープンするのだ。

2:場にあった曲を選べるか(選曲力=空気を読む力)

1曲目で突破力を見せたとしよう。しかし、1曲目からミスチルの「Over」を歌ってはならない。いくら自分が好きで得意であっても、こういった場での1曲目にバラードは厳禁である。

1曲目に限らず、この手の社会人カラオケ(部署などの社内でも、合コンなどの社外でも)は比較的アップテンポの曲で盛り上げることが求められる。男性のアップテンポ気味で望ましい曲としては「波乗りジョニー」などが挙げられると思われる。ちなみに僕はゴールデンボンバーとかその類いの見た目がエグい系のアーティストはよく知らない。

3:にこやかにタンバリンを振れるか(同調・盛り上げ力)

これはライブを観に行った時にどのようなリアクションをしながらライブを観るか。といった点に通じてくるが、たとえば自分がノリの良い曲を歌っている時に、誰も乗ってくれていないのは大変寂しいものがある。

こういった時にノリノリでタンバリンを振りながら踊れるか。このタンバリンと踊りのキレがいい奴は出世すると思う。このスキルが高いやつは大抵学生時代にテニサーか飲みサーで鍛え上げられており、テニサー的な集団で上手く立ち回るやつはコミュニケーションスキルが高いので出世する。

ちなみに僕はカラオケ力の構成要素の中ではズバ抜けてタンバリンを振る的なスキルが低い。率直にいうとノリが悪いのだ。踊りを強制されるのも辛いw 一匹狼キャラは会社でもカラオケでも孤立する。タンバリンだけでなく、曲の振り付けまでできていれば完璧である。

4:聞いているフリができる(傾聴力)

自分の話をするよりも相手の話を聞く方が相手に好感を持たれやすい。いくら歌が上手くても、他人が歌っている時にずっと自分が歌う曲を探していたり、スマホを弄っているやつはカラオケ力が低いと言わざるを得ない。

カラオケ中スマホを弄るというのは会議中にスマホを弄ると同義のように思える気がするのだが、現代病ゆえか実際にはほとんどの参加者がスマホを弄るだろう。そんな中で「私はあなたの歌を聞いていますよ」と隣で熱唱している漢を見つめる素振りを見せておけば、ポイントは高い。

集団カラオケにおいては、他人の歌を聴きたいとか、とにかく盛り上がりたいという心理はあるだろうが、「チヤホヤされたい!」という直視しにくい心理があることは認めざるを得ない。その欲求を「傾聴力」で満たせる人材は希少価値が高い。

合コンで自分が気になっている相手が歌っていれば、スマホを弄らず自然に相手の歌を聴いているであろう。こういった些細な点から「気があるか否か」は見極めることもできるだろう。現代においては集団行動時には「スマホを弄らない」というだけで差別化できてしまうのである。

5:キメの一曲がある(必殺技を持っている)

自己PRという名の下に「自分の強み」を言わされる機会が就職活動時などにあったかと思う。ビジネスマンとして生きていくのであれば自分の強み弱みは認識しておくべきであり、ここぞという時の一発があるかないかでは大きな差である。

本田圭佑のようなFKがあるか否か。これは自分が絶対上手いと自信を持つ十八番な曲でもいいし、絶対盛り上がるはずだという曲でも良い。

たとえば僕であれば髪が短いときは布袋寅泰に似ていると言われるため、BOOWYとか布袋寅泰の曲を歌えばまず40歳前後のおっさんたちの心は確実に掴める。だが僕にBOOWYのレパートリーはないw あとはCA女子であれば恋するフォーチュンクッキーだ。「リアルCA女子バージョン」などと言われて盛り上がることは確実だろう。

カラオケにおいてもビジネススキル同様、自分ならではの飛び道具を1曲は持っておくことをお勧めするし、そうでなければ集団戦の中で自分を相手に印象づけることは難しいだろう。

上級編:上司のデュエットに対応できる力(即興力)

サラリーマンカラオケでのあるあるシーンとして想定されるのが、酔った上司が若い女性社員にアイドル曲やデュエットを強要するという場面。

ここでサラッと対応できる女性は強い。昭和のデュエット曲を歌えたりすると黄昏れおじさまサラリーマンたちは涙ものであろう。こうしたパワハラセクハラギリギリのプレイに対して、モノともせずに対応できるか否か。

これはノリだけでも対応できるものではなく、40代や50代ウケしそうな曲を知っているかとか、日頃からそういう鍛錬を積んでいるかという点が鍵となる。即興力と称してはみたが、5までのスキルに加えて、ここまでできるとカラオケ力としては満点といえるだろう。

カラオケ力次第でビジネスマンとしての幅が広がる?

カラオケはよく観察してみるとビジネス上の会議と同じようなものであり、発信するものと受信するものが堅い言葉か歌かという違いなだけで、カラオケ中の振る舞いである程度相手の人柄が見える。キメ技を持っているだけではなく、周囲に気が使えるかどうか。全くノリに付いていけず、こいつは集団行動苦手なんだろうなという奴かどうかとか(←僕のことです)。

カラオケ力の総合点が高い人材はカラオケ的な場に呼ばれやすくなり、新たな人脈を広げやすいであろう。カラオケと会議の最大の違いは、仲良くなりやすさにある。ノリノリで一緒に踊ったことのある相手とならば、ビジネスを円滑に進める確率も上がるであろう。

本業の仕事を頑張るのは当たり前なのだが、カラオケ力を磨くことで思わぬ新たな繋がりができるかもしれない。社会人たるもの、カラオケをなめてはいけないという主張でした。

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