友人に「栽培マンをdisるのではなく、啓蒙した方が需要がある」と言われたので、書いてみます。栽培マンとして不遇な時代もあった私だからこそ書けるコンテンツかもしれません。
あなたは5つのうちいくつ当てはまるか?
3つ以上当てはまれば確実に栽培マンですね。私は下記の中では1つも当て待っていないつもりですが、唯一電車には乗るかなと。タクシーが好きじゃないんですよね。
☆1:「いつか」ではなく「今」やれ!
栽培マンあるあるとして、アドバイスされたことを「そうね。そのうちやってみるよ」とか時系列をうやむやにして結局やらないというのがあります。「いつか」と後回しするのではなく、スピード感を持って「今」やることで圧倒的な差が付くこともあるのですが、栽培マン的名言「前向きに検討します」ほど後ろ向きなセリフはありません。
この記事、案外読まれました。これも啓蒙の一つです。
ヒット記事:あなたはなぜ仕事が遅いのか?仕事が早い人の5つの特徴を真似しよう
☆2:うだうだ悩むな、早く決断しろ!
1と似てますが、イケてるビジネスマンほど決断が早い。決断が早い最大の要因として、決断量が挙げられるかと思います。よって、「自ら決断をする回数」を早めに多く積んだ方が良いかと思います。決断量が最も多い仕事は経営者なので、基本的に経営者は決断が早い人が多いです。
経営者にいきなりならなくとも、どんな些細なことでもいいので、とにかく決断して物事を前に進めるのです。あくまでも、「自分で決断する」というのがポイントです。そうすれば「やらされ感」もなくなるでしょう。
☆3:コスト意識を持て!
お金も時間も有限であることを意識していない方って結構多い気がします。どんぶり勘定でビジネスを進めていたら、資金が尽きてジ・エンドしてしまったというようなケースも、スタートアップ業界ではThe Real Realというサービスの日本法人がそうだったようです。緻密なPL感覚を持ち、計画的にな行動設計することは大切です。
時間に関しても同様。たとえば、経営者は自分がしなくても仕事はどんどん他人に任せていきます。電車に乗らずタクシーに乗ってストレスを軽減し、コンディションを良い状態に保つという考え方もそうです。電車かタクシーかという選択を、価格のみならず体調管理と移動時間に何をするかで都度判断します。電話で仕事したい場合はタクシーを。スマホで仕事したい場合は電車を選びます(私は車酔いが酷いので、タクシーでスマホを見れません)
どの仕事に何時間使っているのか。これは私は全てウィークリーで実績値をモニタリングしていて、自分以外でもできる仕事は外に任せるようにしています。仕事というよりはプライベートですが、家の掃除はベアーズです。ベアーズを月2回使っていて1.5万円ですが、自分が家の掃除を月に2回して5時間費やしてかつ疲労も蓄積すると思えば、その5時間で仕事した方が生産性が高いためです。
☆4:無駄に群れるな!
無目的ないしはROIが低い飲み会に毎日のように参加する人は栽培マンですね。私は酒が弱いこともあり飲み会的なファジーな目的のイベントにはほとんど参加しませんし、会食は基本的にサシオンリーです。合コン的な複数名での中身のない上辺だけの話をしに行くくらいなら、本を読むか記事を一本書いていたい人です。無能なモノ同士の繋がりは無益です。繋がる前にまずは自らの腕を磨きましょう。
栽培マンは「人との繋がりが大事」と思い込んでいて、自らの能力を上げることよりも非生産的な人付き合いを優先する傾向にあります。人との繋がりは違いの能力があってこそだと思います。私はできるだけ自分が知られていない状態で著名人と会いたくありません。お互いが知り合う前から何かしらで知っていた場合は、会ってからすぐに互いを理解しやすいですし、短時間でも強力なパイプを築くこともできます。基本的に人間関係は1対1でこそ成り立つもの。たまたま飲み会の場で居合わせただけのことを「人脈」と勘違いしてしまっては困ります。
逆に1on1の会を濃厚に繰り返すことは良いと思いますし、私も何名かの方とのそういう会を定期開催しています。
☆5:過去の栄光にすがるな!
これ、非常にわかりやすい指標です。今を生きる起業家やビジネスの世界の最前線の方は「過去の栄光」にすがることはしません。過去の栄光を吹聴することは、今の自分が過去よりもイケてないことを露わにしてしまっているようなものだからです。率直にいうと、ダサい。今を生きている人は常に「現在か未来」の話をします。昔は良かった的なツイートをしているような40代のおっさんとかは確実に栽培マンです。窓際族なのかもしれません。
以上です。いきなり全てを真似してみましょうとは言いませんが、考え方の一つとして参考にしてみてくださいね。