苦役の仕事は、遊びの仕事に勝てない

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長時間労働の話とかメディアで見かけるたびに、違和感あるのですが。

自営業の方々なら共感してくださると思うのですが、仕事って究極の遊びだと私は思っています。

たまにサラリーマンでもカッコイイ方はそういう発想のようで、会社のリソース使いまくって、最悪のリスクはクビになるだけでしょ?美味しいからリソース使い倒してやろう、的な。何かの漫画であった気がします。

私の周りの起業家たちは、仕事をしているのでしょうが、苦役に耐えている感じはしません。みな自発的に動いて、遊ぶように仕事をしているのではないでしょうか。「働く」=「人が動く」ですが、自発的に動く人と、動かされている人だと、仕事に対する捉え方が全く違うのでしょう。

長時間労働というのは、基本的に動かされている人の、苦役的な発想なのだと思います。

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長時間労働の禁止というのは、自発的に動く人にとっては、テレビゲーム禁止のような感覚なのだと思います。

そしてこれからは(既に今もだと思いますが)長時間労働を嫌がったり自慢するような思考では、生き残っていけないと思います。長時間労働を嫌がったり自慢するという思考は、根底には労働=苦役、という発想があるからです。

起業家の中で「俺今週超働いたぜ!」とドヤってくるやつはほとんどいません。好きなことを夢中でやっているだけです。もちろんその過程では苦しいこともあるでしょうが、自発的に取り組んでいるので「苦役」とは感じていないはずです。

遊ぶように仕事をする人と、労働は苦役だという発想の人の差が、これからどんどん開いていくでしょう。

多くのサラリーマンにとっては、労働は苦役でしょう。満員電車という意味不明な乗り物に乗り、10人単位の自分が発言しない会議に出席し、上司より先に帰りにくいからといってやることもなく22時まで会社にいる。これはたしかに苦役ですね。

仕事は我慢だ!とか、上の世代で言ってくる人はいますが、我慢し続けた結果として、大したポジションには就けていないと思いますし、仮に会社の中で良いポジションに就けたとしても、井の中の蛙です。市場で通用する能力を身につけていなければ、リスクが高い。

この手の話は以前も何かの記事で書いた気がするというくらい、私の根本的な思想と社会(というか栽培マン)の考え方にギャップがあるテーマです。

たしかに仕事で苦しいこともあるのですが、それは苦役的な苦しさではなく、「ゲームをクリアできない」苦しさに似ています。ここのKPI伸びないな、あとちょっとなんだけど、どうすれば。。的な。

お、こうすれば伸びた!やった!わーい!^^ゲームクリア!

みたいな感じで、良いのではないでしょうか。

遊ぶように働ける人が一人でも多くなると、世の中楽しくなる気がします。

この前銀行の支店に用事があって行きましたが、皆さん表情死んでますよね。支店の送金業務なんて、人間がやる仕事じゃない気がしますよ。

社会的ステータスが一見高そうに見える官僚とかも、もはや「官僚プレイ」だと思うんですよね。実際に志があってその仕事に就ていてそれは素晴らしいと思うのですが、やらされてる感、苦役感あるとただの栽培マンですよ。「官僚ゲーム」を攻略してやるぜ、という遊びの感覚で臨むのが良いのではないでしょうか。

同じ仕事ひとつとっても、マインドを変えるだけで、将来的な結果が相当に変動すると思いますので、「苦役」的な呪縛から早く多くの栽培マンが解き放たれることを、祈っております。私も学生時代とか社会人1年目くらいまでは、その呪縛があったので。



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