稼げる男は、期待値が低い

あれはミッドタウンのロンハーマンに石鹸を買いに行って帰りに立ち寄ったミッドタウン地下のTSUTAYAで見つけたのでした。

結構たくさん置いてあったのでパラっと捲って5秒でこれは読みたいと思い買ってみました。

47の習慣が記載されており、それぞれどっちに当てはまるか自分で○×を付けてやってみました。やってみると自分の思考や行動の癖がわかります。もちろん「稼がない男」側の習慣にいくつも当てはまってしまっているのですが、その中でハッとしたものを自分自身の習慣に照らし合わせて、5つ紹介します。

１：稼げる男は、期待値が低い

これが一番響きました。

「なぜあの人は自分の言った通りに動いてくれないのだろうか」

そう思ってしまうことが僕は多々あります。特に僕はストレングファインダーによると「指令性」が強い人間なので、判断は早めです。当然相手はこれくらいのことはやってくれるだろうと思って、そうでなかったとすると「期待を裏切られたな」と思うことがあります。

ですが、これは自分の期待値コントロールが下手なだけであり、もっと上手い相手の動かし方があるし、低い期待値で仕事を頼んでいれば、後々困ることも少ないのです。

２：稼げない男は１人で仕事に対応する

僕は一応会社を経営して3年目ですが、ずっと1人です。個人ビジネスの最大化に興味があるのと、あまり替えが効かない仕事（The Startupの運営を誰かに丸投げはできない）が多いので、1人で仕事に対応します。

しかし、そういった労働集約型の仕事の仕方では稼げるアップサイドが限られてきます。個人でもメルマガやサロンのような月額課金モデルを有していると多少利益率は上がりますが。

僕は昔からマネジメントするのもされるのも苦手意識があるので、1人で仕事をすることを好んでいます。ただ、組織的な仕事をする際には誰かに任せなければいけないことも多々ある。僕はゼロイチはわりと得意なのでゼロイチばかりやって運用フォーマットが整えば誰かに渡していくことをするなど、そういう仕事の仕方をしていかないと組織の中ではダメだよなと思います。自分より仕事を任せられる分身を作るってかなり素敵ですよね。これは克服したいところ。

３：稼げる男は「相手の」主観で考える

これもかなり自分の弱点です。相手の土俵で考えるか、自分の土俵で考えるか。稼げない男は「自分の」主観で考えてしまうようです。

相手と自分の主観ではかなり乖離していることも多く、相手の主観を推し量る必要があります。これを書いている最中に「匿名のやつがTwitterでなんかいってきた、マジむかつく。野次るなら実名でやれよ」というやり取りをしていたのですが、これは僕の主観です。相手の主観では「俺は匿名だ。なぜ実名でやらねばならんのだ」となり、どちらも相手の立場に立つ気がないため、コミュニケーションが成立しませんでした。

簡単に言い換えると英語しか喋れない人に日本語で話しかけたようなものであり、「コミュニケーションを取る気」があるのであれば、相手の主観で考える必要があります。これは度々失敗するので心掛けたい。