広報がキラキラするなと言う前に、やるべき仕事がある

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「キラキラ広報は駆逐すべき」という議論がおもしろいwという鳴海さんのまとめが話題になりそうな師走ですが、一介の記者としてこの小波に乗っておきましょう。僕の取材経験は約3年ですが(メディア企業出身者ではないので全て取材は自己流です)むしろ広報はキラキラしてるくらいじゃないとダメなんじゃないかと。

(戦略のない)キラキラ広報という及び腰な表現をしていますが、広報の戦略など大差ないと思います。要は自社をいい感じにPRしたいのと、燃えてしまった場合には炎上が最小限に収まるようになんとかするという、オフェンス戦略とディフェンス戦略の2つが主でしょう。

広報

僕は極力広報の方とは距離を置くようにしているわけですが、おっさんの広報よりキラキラ広報の方が、何か企画があった時に声を掛けてみようかと思うわけです。雑誌で特集とか組むときは声を掛けやすい人から声を掛けますね。記者の立場から見ると、好意的な記事を記者に書かせてなんぼであり、ネガティブな記事は極力出ないように関係性でなんとかするというのが有能な広報であると思います。

僕は関係性があっても書くべきだと思えば、全然ネガティブな内容でも書きますけどね。

なのでキラキラが云々とかではなく、広報であれば極力多くの記者と接点を持ち、好意的な記事が出るようにとか、ネガティブな記事が出ないようにとか頑張るべきです。間違ってもプレスリリースの一斉配信が仕事だなんて思わないでください。そんなんじゃ誰も取材には来ません。

GREEに関しては、記者との関係性を作っていれば、こういったネガティブな記事が出ることを防げたかもしれません。

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まあ、関係性があっても多分書くんですけどね。ここが広報vs記者の利害が反するペナルティエリア内であり、時に記者も折れることもあります。こういった記事が出ないように務めることができれば、それはそれで有能な広報であるといえると思います。GREEの広報の方は僕は一人も存じ上げないので、ある意味The Startupに対してはGREEはノーガードなんですよね。これからも何かあれば躊躇なく書けるわけです。

主題に戻りますと、キラキラしてようがどうでもよくて(どちらかというとキラキラしていた方がいいですが)キラキラが云々という話より、広報の方はやるべき仕事がありますよねと僕は主張しておきます。

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