スタートアップのみんな!GREEには事業売却しないほうがいいぜ

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グノシー共同代表取締役木村新司氏の退任が昨日からニュースになり、スタートアップ業界では驚きの声を多く聞きます。本誌独自調査ではTechCrunch記事でのGREEとの競業避止義務を巡る訴訟リスクを踏まえた上の退任可能性という話は信憑性が高いと判断しました。

たしかに競業避止義務は存在したと思われますが、本件に関するGREEのやり方に疑問を感じたので一石を投じます。

ご存知の通り、GREEはスマートニュースへの18.5億円と思われる大型出資を実行しました。本誌独自調査では上記記事がリリースされる近辺のGREE社内の朝会でGREE幹部が「スマートニュースに出資した。グノシーを潰しにいく」と発言していたということを耳にしており、「グノシーを潰しにいく」というやり方がこのようなやり方なのかと本件を見て感じ取った次第であります。

本件以外でもGREEは同社を退職してスタートアップに転職した元社員に対して何度も内容証明を送りつけているらしいなど、退職者に対して穏やかではない対応が多いようです。いくら自社の調子が悪いからといって退職者の邪魔をしているとは暇ですね。

今後GREE vs DeNAの買収合戦が本格化していくという話を水面下で聞いておりますが、GREEに売却してロックアップが解けて同社を退職して起業したり転職すると、今回のグノシーに対する圧力や他にも内容証明を送りつけたりするなど、元社員の人生を邪魔しにかかる動きがなきにしもあらず。

というか、元社員が多く携わるグノシーを「潰しにいく」と朝会で豪語してしまうような企業文化ですので、僕自身がスタートアップ起業家であればGREEには絶対売却したくないなと本件を通して思いましたし、既に買収交渉にあるスタートアップ起業家読者も本誌にはいると思いますが、熟考された方が賢明かと思います。

大手が自社の元社員が携わるスタートアップを潰しにいくなんてどれだけ器が小さいのでしょうか。それともビジネスにはそんな綺麗ごとは通用しないのでしょうか。スタートアップ業界においては非常に不健全な話です。

GREEは感情論でニュースアプリ戦争で優位に立てたとしても、このような企業文化を露呈したツケが中長期でブランドイメージに反映されて返ってくると思います。有望なスタートアップが育つ土壌をぶち壊さないでほしいですね。

スタートアップ業界の健全な発展を願うThe StartupとしてはGREEのこのような企業文化は業界全体に悪影響を与えると判断し、はっきりと主張しておきます。

スタートアップ起業家の皆さん、GREEに事業売却するのはやめたほうがいいぜ!

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