営業（好かれ方）には色々ある。あなたの営業スタイルを教えてください！

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世の中には「営業」という職種がある。優秀な営業マンとはどういう要素を持つ人なのか。Umeki Salonで話題にしてみたところ、興味深い回答がいくつか得られたので、「営業」について整理してみた。

「営業」を定義すると

営業の定義。

契約や売上が作れること。

説得して、納得してもらって、お得だと思ってもらうこと。

商品紹介ではなくストーリーを説明できる人が営業に強いという話もありました。最終的には何かしらの数字が作れる人が営業に強いですよね。

ケース①：リクロ青木氏解説「できる営業マン」5パターン

青木さん曰く「相手を気持ちよくする」か「押し切って納得させるか」の二つに大別されるのではないかとのことです。

■相手を気持ちよくする

１：カリスマスター（信長？）タイプ
２：人徳ある家康タイプ
３：相手に合わせて変幻自在のカメレオンタイプ

■押し切って納得させる

４：怒濤の勢いで論破タイプ
５：異次元で気づいてたら判子押してたタイプ

一つずつ解説を。カリスマスターは「なんかこの人の提案する商品買ったら良さそう！ワクワクするな」とワクワク感を醸成するのが上手いタイプ。青木さん曰く、これはiemoの村田マリさんではないかと。次に多くの人から応援される人徳ある人柄を持つタイプで、スペースマーケット重松さんではないかと。

青木さん自身は自分をカメレオンタイプとおっしゃっており、相手の空気を読んで相手が好きそうなキャラになり切ることで居心地を良くし、相手が気持ちよく思えてくる営業手法を取るそうです。これがウォーターサーバーを売りまくってきた営業手法なんですね。率直に、後天的にやってみれば、習得できなくもなさそうなパターンだと思いました。以上が「相手を気持ちよくする系」です。

「押し切って納得」は怒濤のオフェンスで論破されちゃったという場合と、営業マンがなんだか凄い人すぎて気が付けば判子押していたタイプに分類されるそうです。青木さん曰く、前者がクラウドワークス吉田さん、後者がYJの小澤さんだそうです。言われてみると色んなタイプがいるもんですね。

ケース②：ietty小川氏の「金玉握るかパンツ脱ぐか」理論

もう一つ秀逸な事例を紹介。不動産出身のietty小川さんらしい比喩です。

１：金玉握る系（相手から好かれすぎる）
２：パンツ脱ぐ系（相手に自分を曝け出す）
３：金玉握らずパンツも脱がず普通に信頼を勝ち取る系（エリート）

金玉を握るというのは言い換えると「相手の金玉を握れるほど相手から好かれている状態」を指すようです。もう好きにしちゃっていいよ。的な感じ。

パンツを脱ぐというのは「相手に全てを曝け出してしまう状態」を指すようで、逆に信頼されるようです。

最後はその両方に当てはまらないタイプで、全ての分野において幅広い知識を持ち、適切なタイミングで引き出しを開き、マメに対応することで普通に契約を決めるエリートタイプ。とのことです。ちなみに小川さんは「いつの間にかパンツ脱いじゃってる系」らしい。

相手から好かれるというのはまだしも、自分を曝け出しすぎるというのも効果的なんだ！というのが僕の中での新たな発見でした。ああ、こんなに自分を曝け出しているなんて、俺に気があるに違いない…と思い込んでしまい、返報性の原理で好きになっちゃうんでしょうか。

営業では、気合いや粘り強さを忘れてはならない！

最後の紹介はリーディングマーク飯田くんのコメント。彼は人材企業の学生起業家として大手100社くらいのアカウントを切り開いてきたそうですが、目標を達成するまで、提案内容や提案相手、提案タイミングを変えて根気強くアプローチすることが重要だと説いています。

至極当然のことを述べているだけに見えますが、言うは易し行うは難し。

僕は営業が苦手でそれゆえインバウンドで受注できるマーケティング力を磨いたつもりなのですが（言い換えるとコンテンツ作ってたら勝手に認知が上がったというだけなのですが）、それでも営業を頑張った経験が一度や二度はあります。けっこうくじけそうになるのですが、諦めずに粘り強くやると、何とかなったこともあります。