この記事、少し寝かせてたのですが敢えて投下しましょう。
twitterを始めた2009年頃から「リツイート(以下RT)」に違和感を覚えています。ちなみに僕はほとんどRTをしません。RTのパターン分析とそこに潜む心理。そしてそれを見たフォロワーたちの心理を考察しましょう。
*ちなみにコメント付きRTは良くて、単なるRTに僕は違和感を覚える。コメント付きなら良いと思う。
1:お母さん見て!僕の記事ツイートしてくれてるよ!型
僕が一番嫌いなのがこのタイプ。自分が取材されたないしは自分のサービスに関する記事をツイートしている人のツイートをRTしまくるというもの。時にそうしたRTでタイムラインが埋まることもあり、フォロワーたちは内心「うぜえ」と思い、時にはフォローをこっそり外す。
この類いのRTを連発する人は告知と割り切ってはいるのでしょう。しかし広告も紙一重というか一定量以上浴びせられると嫌な気持ちになる。自分や自社関連のツイートをRTしまくっている人は、そうしたリスクに気づいていない可能性があり、RTしまくることがブランディング上マイナスになるという認識がないのだと思う。少なくとも僕はそういう人はそういう目で見るし、マーケティングセンスを疑う。
だから僕は「皆が僕の記事をシェアしてくれてるよ!お母さん!見てみて!」系のRTは滅多にしない。まあ無邪気で可愛くて害はないのだけれど、センスがない。
ちなみに「お母さん見てみて!」型はtwitterのフォロー数が多い傾向や、フォロワー数よりフォロー数が多い、なぜかフォローされたらフォロー返しするよとプロフに記載がある場合も多い。
フォロー数が2,000でフォロワー数1,000とかフォロー数>フォロワー数ってダサい(自分が求めている以上には人に求められていない。情報取捨選択能力が低い)と僕は思っているのですが、この辺の見解は意見が分かれて燃えそうですね。とりあえずお母さん見てみて!型はフォロワーへの配慮が足りないKYであり承認欲求が強すぎて見るに耐えないということだけは主張しておきます。何度同じ記事RTしてんだよ!飽きたわ!と。
ただ、こういう意見もあるんですよね。
たしかにPV最大化のためには、RTしまくった方が、TLで見てもらえる確率が上がるので良いんです。これはPVを引き換えにブランドを毀損して良いかという話であり、RTしまくってまで僕はPVは欲しくない。「PVを上げること=勝ち」だとは思っていないわけです。勝手にバズって良い記事ですね。とか思われるのが最高の勝ちシナリオであり、tweetをtopsyで検索したら半分以上が自分のRTだったとか、恥ずかしすぎて目も当てられません。
2:人のツイートをいくつかRTして批判してドヤ型
これは僕自身がよくやられて、マジうざいなと思う型です。匿名アカウントに多いけど、実名の人もいます。批判したいことがあれば直接メンションですればいいのに(されてもスルーが95%ですが)、一連のツイートをRTして「俺はこいつのこういう考え、どうかと思うよね」とドヤツイートでフィニッシュします。フォロワーに対する自己顕示欲が強い、オナニー型RTともいえるでしょう。
こんなユーザー行動は日常茶飯事で、「別にいいじゃん。そんなこと言うならTwitterやるな」という意見も聞こえてきそうだけど、僕は断固としてそういうユーザー行動は批判します。言いたいことあるなら直接言えと。これもフォロワーは見ていて不快なパターンかなと。
心理的には著名な人の意見を批判できる俺カッコいい的なものがあるんでしょうし、直接メンション飛ばすのはハードルが高いと。海外のtwitter文化はよく知りませんが、このRTして批判ドヤフィニッシュというのは、日本のポイズン文化(言いたいことも言えないこんな世の中)を表していると思います。本人に直接いえないから、結果的にこうした陰口になるわけです。
僕も若い頃は陰口とか言ってたと思いますが、例えば会社員時代に同期とランチで会社の愚痴を言い合う時間を「至極人生の無駄」と感じ、会社員を辞めているという背景もあります。陰口とか時間の無駄ですので、言いたいことはこういう風にオープンに主張するわけです。
本記事に対してRTからのドヤフィニッシュはあるか
ということでいくつかパターンを並べようと思いましたが、なんだかんだ大別するとこの二つです。
この記事に対して、またRTだけして「こいつ、ワロタ」的なやつがいたらどうかと思う。批判してくるなら直接してこい。
RTについて思っていることをtwitterなどでお聞かせ下さい。日本においてはtwitterはメリットデメリットが半々くらいなツールだなと2014年現在においては思えます。はてぶまで不毛だとは思いませんけどね。
僕はtwitterは話し相手がいない時に独り言いったり、自分の記事が出たら流すくらい(RTはほとんどしないよ!w)で有益な発信は特にしていません。ですが一番生々しい人間性が出るメディアなんだろうなとは思います。フォロミーとか言ったことない気がするんだけど、サロンの告知とかすると案外サクッとコンバージョンしたりするので、侮れないですよね。
Umeki Salonはお陰さまで500名突破しました。ありがとうございます。
New!広告出稿をご検討の方はこちらをご確認下さい。
New!最近暇なので新サービスの話を聞いたりしています。こんなサービスですがどうですかなど気軽にメッセ下さい。チャットかお茶で議論しましょう。
500名突破のUmeki Salon、しばらく新規募集はしません。新たな展開をお楽しみに。内容の参考:国光氏降臨とANRIポートフォリオ調査
梅木雄平が選ぶ珠玉の書籍40冊。
コーヒーミーティングで梅木に「いつかお茶したい」しよう!
今日も適当にツイート中。 @umekida