スタートアップ経営者の皆さんは顧問弁護士を雇っているだろうか?ビジネスを立ち上げて軌道に乗せることに120%労力を割いているだろうが、それゆえバックオフィス、特に法務は後回しになりがちではないだろうか。 僕も一応法人なので顧問税理士は付けているが、顧問弁護士は付けていない。税理士は友人起業家の紹介だったが、弁護士も友人の紹介でお願いするケースが多いのではないだろうか。
スタートアップ業界では法律事務所といえばA社の1強という説もあるが、他にも目を向けてみてはいかがだろう。本誌でも紹介したことがある多数のスタートアップを顧客に持つGVA法律事務所を紹介しよう。
スタートアップに強い法律事務所はあまりなかった
GVA代表取締役山本俊さんはスタートアップを積極的に支援するに至る経緯をこう語る。
GVAを設立する前、弁護士になって2年目からスタートアップ界隈の方と勉強会などでお会いする機会がありました。弁護士として何を強みに頑張ろうか悩んでいた中で、単純にスタートアップの方々と接していて楽しかったり、サービス自体に興味を持つことが多くありました。
周りを見渡すとスタートアップに強い法律事務所というのもあまりなかったので、この分野を強化しようと思いました。
山本さんのような気概のある弁護士がいるとはいえ、お金のないスタートアップにとっては弁護士と月額の顧問契約を結ぶのもハードルが高い。そこでGVAが編み出したのがポイント制で業務内容ごとに課金するシステムだ。
翌月持ち越しできるポイント制:The Startup読者特典も?
バックオフィスに費用をかけたくないシードやアーリーステージのスタートアップにとっては、月額顧問を置いて何も業務が発生しない月も課金されてしまうよりも、ポイントが掛け捨てにならず溜まっていって使えるというシステムは魅力的だろう。詳しくは下記のスライドシェアを。
スタートアップ向け法律顧問契約(積立型ポイント制) GVA法律事務所 from 大地 橘
数億円を調達したミドルステージ以降もスタートアップによっては複数の法律事務所と顧問契約を結び、資本政策系やサービス系と業務内容を分けて法律事務所に業務を依頼することもあるという。たとえばGVAの顧客であるマネーフォワードはGVA以外にも大手法律事務所と契約しているようだ。
アプリリリース時に必要書類を揃えるパッケージサービスも
現代のスタートアップサービスはかなりの割合でスマホアプリである。アプリは内容によってはAppleやGoogleからの審査を通すのに苦戦することもあり、はじめてアプリをリリースする人にとっては法的な不安要素も多い。 そこでGVAではアプリリリース時に必要な書式を一括作成してくれる「App Pack」というサービスを最近始めたという。詳しくは下記のスライドシェアをどうぞ。
アプリのリリース・運用の法務戦略 GVA法律事務所 from大地 橘
スタートアップ業界に強い法律事務所だとAなんちゃらというところくらいしか聞かないかもしれませんが、山本さんはインターネットサービスが好きということもあり、サービスにはかなり詳しそうな印象を受けました。 スライドシェアの資料を作成した橘さんはサイバーエージェント出身の法務から転職してきた弁護士だそうで、インターネット企業のインハウス弁護士の知見はインハウス経験のない純製弁護士とは違った強みがあるのではないかと思います。
ということで、The Startup読者で法律事務所選定で悩まれたらまずはGVAですね。顧問検討面談はもちろん課金されないはずなのでw 気軽にご相談してみてはいかがでしょう。
山本さんは写真ではスーツですが、ご年齢も31歳ですし気軽に起業家が相談しやすい弁護士だと僕は思います。クライアントからは「とにかくレスが早い!」とレスの早さに定評があるようなので、問い合わせには秒速でレスしてくれると思います。とりあえず下記画像をクリックですね。
僕も稀に法的にペナルティエリア内を攻める記事を出すので、その際にはGVAさんにレビューしてもらおうと思いました。
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