コンテンツの「質」が低いメディアはパイは取れるがエンゲージメントは取れない

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メディアにおけるコンテンツの「量」「質」問題ってあると思います。質の高いコンテンツをたくさん出すというのはかなり難易度が高く、結果的に「量」の勝負か「少なくても質の良いもの」の勝負に収斂していくのかなと。

本誌は気まぐれなのですが当初は週に1本程度の更新としていて、1週間ネタを考えてみて、週末にこれ書いてみようか。という感じの運営方針でした。なので月次アーカイブを振り返ると月4本の時期とかあります。

ただ「メディア」と言い張る上ではそれなりに数も必要かと思い、頑張って量転換しようとした時期もありました。しかし頑張っても自分一人では月30本も書けない。むしろ量の目標を掲げていた時期は不用意な記事で燃えることもありました…。それから僕は「むやみに量を追う」ことは止めました。

本誌の事例から入ってみましたが、コンテンツの「質」で勝負するサイトは負けるという記事を見まして、一理あるなと思いながらも、いやそうでもないかもよと思いました。

これはターゲットをどこに置くかという問題が大きいかと思います。質のさほど高くない記事を量産することで、より多くの読者にリーチし、PVが伸び、パイを拡げることはできると思います。「認知」は上がり、その読者の一部がファンに転換することもあるでしょうが、そのメディアに対する「エンゲージメント率」はさほど高くなるとは思えません。

一方で質の高い記事を少ない本数で上げるメディアは質がまあまあで記事数が多いメディアよりも相対的に価値がないのでしょうか。そうとは言い切れないと思う。質の高い記事を少ない本数で上げるメディアは専門誌のようなもので、そこには確実にエンゲージメントの高い読者が集まる。

総合誌的な世界観であればコンテンツの量
専門誌的な世界観であればコンテンツの質

という棲み分けなのかなと思います。

本誌におきましてはもちろん専門誌的な世界観を目指しておりますので、記事本数は追いません。ゆえにPVは全然ないわけですが、サロンにそれなりのコンバージョンがあるのは、エンゲージメント率が高いメディアであるという証明になっているのではないかもしれないと思います。(本誌が「質が高いぜ!」と言い張るつもりはないです)

メディアの価値はPVだけではないということです。暇つぶしに見るのではなく、このメディアがないと困る!毎回更新を楽しみにしてるのに!と思ってもらえるエンゲージメントの高い読者を多く持っていることも価値といえると思います。

最後に、僕の思う「質の高いチャーハン」をご紹介しましょう。六本木中国飯店の松の実入り醤油味チャーハンです。ランチセットで1,200円程度で食べれます。これは美味い。

炒飯六本木中国飯店:食べログリンク

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