マネジメント職に就く人は「判断」が日々の仕事の中心となるでしょう。「経営判断」を1つ間違えれば命取りになることもあるといっても過言ではありません。
経営者は一般の従業員よりも判断回数の経験が多いがゆえに、累積経験により判断量と質が比例していくという話を聞いたことがあります。
トップ経営者であればあるほど「判断が早い」場合が多い気がするのですが、判断速度が早ければいいとは限らない。
ちなみに僕は極力判断速度を上げるよう心掛けてきましたし、即決したことで大きく失敗したことはさほどない気がします。ただ、印象に残っているのは昔ゴールドマンサックス出身の社長の元で働いていた際に、難しい経営課題にぶつかった時に「この人、すげえ判断遅いな…」と思っていたのですが、結果的に熟考した上でのその判断が正しかった気がするという案件があったような気がします。具体的にどんな話か覚えてはいないんですが。笑。
インターネット領域のスタートアップの人間は即断即決派が多く、スピードが事業優位性に繋がることを熟知している起業家が多いとは思います。一方で分野によっては判断速度ではなく、判断の質を上げることが重要で、質の高い意思決定をするのにギリギリまで時間を掛けるというやり方の方が正しいのかなとも思います。
判断速度を上げるには一定量の判断経験を積み、持ち帰るのではなくその場で判断する即断即決の習慣を身に付ければ少しは早くなると思います。
しかし、判断の質を上げるにはどうすれば良いのか。けんすうさんか誰かの昔のブログにあった気がしますが、疲れていると判断の質が落ちるようで。判断量が多いと脳が疲れるので、些細なことは極力判断しないようにする。朝着る洋服や食べるもの、タクシーか電車か。など些細な判断は極力せず、重要な判断にのみ集中する。そうすることが精度を上げることに繋がると。
他に「判断の精度」を上げるコツはあるのでしょうか。
「判断力」はビジネスマンに必須のスキルなので、皆さんがこのスキルをどのようにして向上させようとしているかに興味がありますし、皆さんの知見を共有することで他者の役に立つでしょう。
ぜひNewsPicksなどでコメントしてみてください。
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内容の参考:スタートアップ起業家の家賃に迫る
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