EXITに困りそうな大型増資案件も増えている昨今ですが、様々な案件を見ていて、逆算思考のある起業家は本当に少ないなと思います。
・僕、この事業に情熱かけてるんです!思い入れが強いんです!
・英語学習市場は巨大市場でして・・・
・ユーザー数が付けばなんとかなると思うんですよねえ
そんなことどうでもいい。
逆算がゼロなわけでもないのですが、希望観測的なEXITを元にした逆算が多いと思います。変化の激しい現代において正確な逆算を描くことはかなり困難でしょう。しかしその絵を描いている起業家もゼロではありません。
・自社の事業はどれくらい売上が立つのか
・いくらの事業価値で上場か売却をして投資家をEXITに導けるか
この二つの絵を描くのは外部から出資を受けている起業家の必須科目ではないでしょうか。
その起業家の絵に投資家は乗るわけです。
メディアはちょっと目立つ起業家であれば数字が取れると喜んで取り上げるだろう。しかし、その起業家の事業は売上やEXITの算段があるものなのか。ただノリで始めて、メディアに祭り上げられているだけではないのか。
少なくともThe Startupは売上も立たなそうでEXITも無理そうなノリで始めたようなスタートアップは紹介しないようにしています。
起業家の皆さん。あなたの事業は何でどれくらい売上を立てるのか。そしてどれくらいの事業価値でどう投資家をEXITに導くのか。
今一度考えて欲しいなと思います。自信を持って答えられないくらいなら、スタートアップなんてやめたほうがいい。
ロジックもなく「どこかが買ってくれるだろう」は通用しません。
357名突破!Voyage宇佐美さんも参加するUmeki Salon
内容の参考:リクルートGREEの現役社員とOB向けに2ヶ月無料キャンペーンを実施
New!News Picksで高確率で記事がランクイン。アカウントはこちら。
著書、グロースハック。本の要約サイトflierで要約を紹介。
梅木雄平が選ぶ珠玉の書籍40冊。
コーヒーミーティングで梅木に「いつかお茶したい」しよう!
今日も適当にツイート中。 @umekida