メタップス、フィデリティのVC部門からシリーズBで10億を調達

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Androidアプリ向け収益化プラットフォーム(CPI課金のスマホリワード広告)を展開するメタップスが、Fidelity Growth Partners Japan(以下フィデリティ)からシリーズBで10億円を調達したことが2013年3月6日に発表された。国内スタートアップへの投資としては2013年で最大規模といえる。

株式会社メタップスCFO山崎祐一郎氏の本件に関するコメントは下記。

世界最大の投資会社であるFidelityと組むことで、Exit後も視野に入れた長期的なパートナーシップが構築出来ると考えました。また、当社がフォーカスしているアジア市場においても、中国のアリババをはじめとする投資実績があり、グローバルでの事業展開を行うにあたり最高のパートナーであると確信しました。(山崎氏)

山崎氏には以前本誌でインタビューを受けていただいており、ハイレベルなCFOによるファイナンス力を今回の案件で改めて見せつけられた。取材時に「次のラウンドは海外VCから10億以上の投資を受け容れたい」と話していたが、まさにそれが現実となった。

参考記事:1億円以上の調達を検討するスタートアップへ:先ずCFO探しからはじめよ

プレスリリースの一部を抜粋すると、まさにハンパない伸び率。

2013年2月現在、metapsを導入しているAndroidアプリは全世界で累計6,200万ダウンロードを突破し、アジア最大規模のネットワークとなっています。また、2012年夏以降のAndroid端末の世界的な普及が追い風となり、昨年1年間で広告売上が175倍に伸び、月平均成長率(CMGR)も60%と非常に高い成長を維持しています。

スマホはPCやフィーチャーフォンと異なり、現況は広告側が有利な収益構造となっている。そこでグローバルでレバレッジを掛けられている点は魅力的に映るであろう。

ちなみにフィデリティがベンチャー投資部門を立ち上げたという話は昨年中頃より耳にしており、5-10億レンジでの投資を検討していきたいという情報は得ていた。日本国内はシリーズAでの億単位投資ではGCPやITVがプレゼンスを発揮しているが、5-10億レンジでのシリーズBの主要プレイヤーは未だ存在しない。

フィデリティの投資件数は多くはなさそうではあるが、5-10億レンジでシリーズB投資ができるプレイヤーの存在は日本国内のスタートアップ界にとって明るい話題といえるだろう。

注:大きめの資金調達リリースネタは積極的に記事化していきますので、その手のネタはぜひお声掛けいただけますと幸いです。

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