街コン体験レポート:Bクラスの姉ちゃんたちの争奪戦?

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ミーハーな私としてはかなり遅かったと思いますが、市場調査のために先日悪友と街コンなるものに参加してきました。市場調査と称するからには仮説があり、それを検証しに行ったわけですが、そのノウハウは開示しておいた方が世のためになるであろうと思い、あらゆるリスクを承知の上で街コン体験レポートを本誌に掲載します。

■参加者サイドの仮説

・男女共に出会いがなくて困っている人は多そう(街コンに参加する明快な理由がこれ)
・人数が多くて「イベントっぽい」ため、ガチな婚活パーティーなどよりかは参加ハードルが低いゆえ、人気が出ている
・リア充は出会いに困らないであろうため、リア充比率は低そう
・ゆえに冴えない参加者が多いに違いない

■運営者サイドの仮説

・参入障壁が低そうであり、街コン事業者自体はたくさんいそう。ゆえにプラットフォームである街コンのまとめサイトは収益性が高そうだが、それゆえ運営者の対応力が問われそう

という仮説を持って神楽坂の街コンなるものに参加。今回は50vs50でしたが、150 vs 150や200 vs 200もあるようで、規模としては小さめ。神楽坂を我々が選択した理由は「客層が悪くなさそうだから」でした。まともに話したサンプル数は2組、見渡したのも10組程度でしたが、それなりの社会の縮図となっているであろうため、サンプルをベースに妄想すると、街コンの「たしからしい」実体が見えるかと思います。

*当然ではありますが、あくまで1度の体験からの仮説であり、これが全て正しいとは主張しませんが、「たしからしく」はあるかと思います。

仮説通りの参加者属性と2:8の法則:Bクラスの争奪戦

まず、参加者の属性から解説。ほぼ仮説通り、リア充っぽい人はあまりいません。男性は草食系で若干やる気のない感じの人も目立つ。女性もいわゆるキラキラ女子はあまり見かけません。我々が話した女性たちのサンプルを抽出すると

・26〜28歳くらい
・職場に出会いがない(いずれのサンプルも金融系だった)
・職場に若い同期の男性がいなくて、おっさんが周りに多い構造
・合コンとかも疲れた(誘われる回数が減ってきた)
・婚活パーティーも視野に入れたいと思っている

という有効なデータが取れた。今回のサンプル以外の仮説も加味すると、外銀を除く金融系の女性は出会いが少ない傾向にあるといえそうです。街コンのみならず、恋愛市場における世の中の分布の仮説を下記に置いた。

体験を踏まえた上での私の仮説としては、まずサザンの「太陽は罪な奴」という曲でいう「Aクラスの姉ちゃん」は街コンに少人数しか登場しない。Aクラスの姉ちゃんは強い需要があるため、彼氏が途切れることがなかったり、途切れたとしても合コン需要も高いため、常に一定以上の「モテ」状態にあると推測される。男性も同様で、「Aクラス人材はAクラス人材を呼ぶ」の法則により、Aクラス同士での人材の流動性が高いであろうことから、わざわざ街コンに新規のディールソーシングには来ないと思われる。

そこで街コンというのは事実上「Bクラス」と「Cクラス」の参加者が多い。「Dクラス」はそもそもやる気がない人のため、恋愛市場に登場しない。図表の率の推定は適当な推測であるのであくまで参考に。この中で有利なのは当然「Bクラス」であり、自分がBクラス人材であればブルーオーシャンを謳歌できる。感覚値的に参加者はB:C=2:8の比率だ。

Bクラスは街コンにおいては相対的に引きが強いながらも、それなりの選球眼があれば(後悔して帰りたくないと思えば)Bクラスとマッチングする確率が高そうです。しかし、街コン全体におけるBクラスの占有率が低いと思われるため、Bクラス同士が当たらずに、「マジ今日は外した」となるリスクもあります。

ゆえにBクラスにとって街コンはリスクが高いイベントであると映り、Bクラスのリピート率は低いのではないかと想定します。Bクラス属性の特徴としては「恋人と別れたばかり」で「ディールソース(キープ、キープ見込み)が枯渇している」状態が多く、それ相応のスペックではあるため、放っておいても数ヶ月経てば恋人はできそうな気がします。Aクラスとの決定的な違いは定常的なディールソースの有無にあるといえます。Aクラスの姉ちゃんのディールソースは無限ですからね。

恋人と別れたばかりのBクラスが気まぐれに参加し、それにCクラスが群がるも、Bクラスのリピート率は低く、Cクラスのリピート率が高いという傾向に街コンはあると思われます。スポーツ感覚のAクラスの男性はいるでしょうが、Aクラスの姉ちゃんはほんの少人数しか登場しないと断言できるでしょう。男性側の戦略としてはAクラス狙いの場合は時間の無駄であり、Bクラス狙いの場合は自分がBクラス以上であるという自覚があれば、それ相応のリターンを容易に得られるかもしれません。

*A〜Dクラスに人を分けるとは何事だ!という突っ込みはなしで。

回転数と二次会へのスムーズなオペレーションが鍵

一般的に街コンは参加者の満足度があまりよろしくないと聞いたこともありますが、まずは事業者のせいにするのではなく、自分に責任があると思うことです。平均して開催時間は3時間くらいですから、第一フェーズの戦略としては回転数を上げて多くの異性と接するべきです。

目の前の人とたまたま盛り上がり、悪くないかもと思えば目の前の相手に時間を使っても良いでしょうが、タイプな異性がいるかどうかを嗅ぎ分けて、何とか同じ席に着くという突破力が男女共に必要でしょう。戦略がなく適当に過ごしていたのでは、適当な相手が割り振られ、僕の場合だと「どんなアプリ使ってるの?LINE POPで課金?マジすか!」と話すネタがなくなって、アプリの市場調査に入るのがオチな展開となります。

そういった最悪のリスクを回避し、それなりに満足のいく相手とそれなりに時間中に盛り上がったとしましょう。街コンの開催時間は昼間が多く、14-17時や15-18時が多い。男性の観点では、その後の二次会にいかにスムーズに繋げられるかという点が重要になります。その街がホームであれば、思いつく行き先はいくつかあるでしょうが、アウェイの場合はそうはいきません。臨機応変な対応が要求されますが、二次会の戦略オプションを事前に複数用意しておくか否かで、その後の結果は大きく変動します。

ゆえに、回転数と二次会のオプションを複数持ち、それをスムーズに実行するというオペレーション力が高い男性が相対的な勝利を収めるゲームとなるでしょう。なので男性はアウェイな立地ではなくホームな立地を選択した方が、勝率は上がると予測されます。

予想以上に原価率が低く、オペレーションが悪い運営者

最後に事業者側の分析です。通常は最低3店舗を押さえ、それらを1hくらいずつローテーションさせる形式を取るようです。店舗により出てくる料理に差があり、料理数はビュッフェ形式か予め決められたコースです。

そして時間が経つに連れて、移動がだるくなったり、上手くいった組みは抜け出したりするため、後半にいくに連れて離脱率が上がり、原価率が抑えられる構造になっています。当日のキャンセル率が天候により変動するリスクはありますが、原価構造はけっこう抑えられるであろうことから、それなりの利益を確保できそうですね。

あとは男性と女性の席のマッチングのオペレーションの悪さが見受けられ、放置される男性ペアと女性ペアもいました。これが肉食系であればガツガツいくんでしょうがね。参加者のこの辺の「待ち」な姿勢もイケてない感がありましたが。

ただ、席がセッティングされることで対面の人と話さなければならない状況に強制的になるという点は、私のようなナンパを苦手とする人にとっては良いシステムであると感じます。一方で肉食系な人にとっては、外れな相手と一時間拘束されるのは苦痛であり、流動性を求めるでしょう。

会話力鍛えるには良い:悪くない街コンもあるかも。

街コンのような社会現象に対して、百聞は一見に如かずということで、仮説を持ち体験して検証して、本稿でさらに分析を深めるという形をとってみました。私は今後行くことはないでしょうが、初対面の異性と会話を持たせる力を磨く練習場としては良いのではないかと思った次第です。「話がつまらない」というフィードバックを受けたことのある男性は、ここで鍛えると良いかも。

いくらルックスがとか年収がとか言っても、会話が成り立たないことにはどうしようもないので、話していて楽しい。ということはとても重要なことなんだなと再確認しました。話していて、一緒にいて楽しい。ユーモアが通じて、頭がいい人が私は好きです。

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