B Dash Camp 2016福岡Springのレポートです。
セッション名:次のビジネスを仕掛けるなら、Instagramに乗れ!
パネラー(敬称略)
GENKING(インスタグラマー)
長谷川普(フェイスブックジャパン)
佐藤光紀(セプテーニ・ホールディングス)モデレーター
菅原健一 (Supership)
元気なセプテーニはFacebook広告のみならず、Instagram広告も力を入れているようですね。本誌ではInstagram系の情報をあまり掲載していなかったため(買収前や買収時の方が取り上げていた)、私自身最近の事情にはかなり疎くなっていました。その中から、3へぇ位以上に思ったことをご紹介していきます。基本的には、GENKING氏のコメントを中心に抽出しました。
ちなみに、Instagramは2016年3月時点のMAUが世界で4億人。そのうち75%のユーザーが米国外とのことです。
そもそも投稿画像にリンクが入れれないのが。ハッシュタグで物々交換があったりとか、ハッシュタグから店(EC、リアル両方)を知ることがかなり多いようです。
☆2:10代はファッション雑誌を読まず、インスタで店を探す
GENKING氏曰く、10代は雑誌を読まなくなってきているようで、インスタでカッコイイ人やかわいい人をコーディネートの参考にすることの方が多くなってきている。服を買う店(EC、リアル両方)もインスタのハッシュタグで見つけている。
☆3:グーグル検索よりインスタ検索の方が広告比率低くてリアル
GENKING氏曰く、Googleは検索してもSEO対策のページやリスティング広告に当たってしまい、あまり信用していない。それよりもインスタで検索して、テキストではなく画像の方が目で見て信用できると感じている。
10代とかの感覚とかだと「Googleなんて、広告だらけで嘘ばっかじゃね?」となっているのかもしれない。
☆4:Snapchatが(国内でも)流行の兆し?
GENKING氏曰く、来年あたりはかなり動画をupする人が多いのではないか。肌感覚ではSnapchatが伸びてきているが、Instagramでも動画をupしていく人が多くなるだろう。とのこと。
Snapchatの波というのは、どうしてもユーザーとしての肌感覚ではまだ体現できない。自分がおっさんだからか…
☆5:企業の担当者のupする写真はダサい
GENKINGさん的には、10代の方が写真のセンスがあり、大企業の担当者のupする写真がダサいことが非常に多い。
これは言わずもがな理解できますよね。インスタネイティブとやらされ感のある人々だと、工夫の試行錯誤が違いそう。一枚の写真によって、モノの売れ行きも全然違うとのことで、特にECでは写真クリエイティブのPDCAはすごく重要であろう。成功している先行者のInstagramを真似していった方が良いとのこと。
個人的には、最後の「写真によって全然リアクション率が違う」という話。これ、当然の話なのですが、写真のディティールにどれだけこだわれているか。これができている、メディアやEC事業者って、案外まだ多くないのではないか。
TheStartupも最近は画像のかなりの比率をシャッターストックで購入して、アイキャッチ画像を設定するようになりましたね。1枚1,200円です。それだけのコストをかけても、そうした方がいいなと感じていますね。
インスタに関しては広告周りなどを含めて、今後別記事も出していきたいですね。簡易的ではありますが、レポートでした。