本稿は2015年9月18日に行われたB Dash Camp@京都での「メディアビジネスの成功パターンと現状の課題」のゆるいレポートである。
<スマニュー事業数値>
DL数:1,300万(グローバルで)
MAU:490万(米国では数百万、100万は越えてる?)
国内iOSのMAUで9位
一人当たり月間利用時間254分(LINE:322分、FB:194分)
MAUと月間利用時間をKPIとしている。
動画広告との親和性は高い?ユーザーからのクレームはなく、映画予告などの動画はむしろ喜ばれていると感じる。ここ2,3か月(今後か直近かは不明)の動画広告は満稿になっている。
<MERY>
月間UU:2,000万
アプリDL数:ノンプロモーションで数十万
利用時間:アプリがブラウザの4倍
独自コンテンツ:自社でスタジオを持ってモデルとかを撮影している?
タイアップ広告:資生堂などナショクラ中心
タイアップ広告とアドネットワークの比率:5:1
東横線ジャックやるみたい♡
タイアップ広告に関しては、広告主を厳選。モデルをキャスティングしているので、制作費もそれなりに掛かっている。
<Travel.jp>
ブロガー:400人
記事本数:累計9,700本
メディアビジネスの成功パターンというセッションだったが・・。正直あまりよくわからなかった。「方程式」とかそういう問いかけの方が定量化しやすいので、良いかもしれません。MERYのようなキュレーションメディアは量で圧倒した後に質へ転換させるというのは定石な気がしていて、最初にそうやったMERYを各社真似ているだけに見えますね。あとはSEOドリブンでFind Travelの月間UUも1,200万まで伸びてきていると聞きます。FInd Travelは記事数よりSEOに強い記事狙い撃ちで作って、それで荒稼ぎしている印象。
しばしば、中川綾太郎氏が「何を言いたかったんだっけな・・・」と何回か壇上でフリーズしていました。これはB Dash Camp名物となるかもしれないと感じた。
キュレーションアプリではスマニュー、キュレーションメディアではMERYの数字が頭一つ抜けていることは間違いなさそうです。