東京カレンダーWEB、プラッティッシャー構想を発表

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TheStartup読者の皆さんもきっとよくご覧になっているであろう東京カレンダーWEB。リニューアルから1周年経ちました。

参考記事:東京カレンダーWEB版の共同編集長に就任しました

*7月から私は「プロデューサー」となっています。未だによく編集長と思われがちなのでこの場で強調しておきます。twitterには「プロデューサー」って書いてありますからね!

キュレーションメディアのように記事を量産するわけでもなく、デイリーで5-10本の配信ペースのまま月間PVは1,000万を突破。媒体価値を今年も高めていく所存ですが、東京カレンダーWEBを一つのプラットフォームとして捉え、第三者に開放していく「プラッティッシャー構想」を発表します。

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東カレWEBプラッティッシャー構想は、深いアライアンス

WEBメディアにおいて、パブリッシャー側からは東洋経済が、プラットフォーム側からはNewsPicksが互いの位置に寄っていき、プラッティッシャー的なポジションへ近づいていっています。

WEBメディアをWEBサービスとして捉えてた時に、よりグロースを志向するには、自社コンテンツの内製にこだわる必要はありません。東京カレンダーWEBと親和性の高い第三者と積極的にアライアンスを組んでいくことで、双方がビジネス的メリットを享受できる座組みの提供を今後志向してまいります。

東京カレンダ−WEBの資産としては、「東京」にターゲティングしているローカライズメディアであるということ。ターゲットやエリアが明確であり、おそらく港区在住者の中では高い認知率を誇るでしょう。そこまでセグメントされたメディアは稀有であり、ニッチなセグメントへリーチしたい事業者にとっては、組むパートナーとして最適だと思います。逆に、とにかく幅広くリーチしたいんだよね!という事業者には向いていません。

座組みとしては第三者からコンテンツを転載させていただき、終了。ではなく、互いのビジネスメリットをより追求していきます。

第一弾:ツクルバのカウカモ不動産物件のご紹介

本日既にリリースが出ておりますが、中古リノベーション不動産売買のカウカモを運営するツクルバとの提携により、今後定期的にカウカモの物件を東京カレンダーWEBでご紹介してまいります。

東京カレンダーWEBはカウカモに対して集客支援をする代わりに、東京カレンダーWEB経由の集客で物件の売買が成立した際は、双方でレベニューシェアするというモデルです。

東京カレンダーWEBの構想は非常に面白いと思っており、また当社としても分散型メディアの実験をしたかったので、今回の提携はとても価値あるものだと考えています。

cowcamoは東京23区のリノベーションマンションを中心に、優良な中古住宅を紹介しているメディア型のマーケットプレイスです。東京カレンダーWEBのユーザー層のニーズと、cowcamoが提供する価値に一定の重なりがあると考えているので、何よりもユーザーに取って価値のある提携にしていきたいと考えています。 (ツクルバCEO村上浩輝氏談)

分散型メディアの実験か・・・。たしかにそういうニーズはありそう。

第二弾:MINE TVを運営する3ミニッツとの広告共同販売

既に何記事が転載させていただいており、東京カレンダーWEBオリジナル記事内にも動画提供をいただいているMINE TVを運営している動画企業3ミニッツとは、動画広告の共同販売を開始いたします。

2016年にますます高まると思われる動画広告のニーズに対して、動画制作力に定評のある3ミニッツの制作力をお借りして、東京カレンダーWEB上で動画広告を展開してまいります。

東京カレンダーWEBとの動画広告連携を出来る機会を頂き光栄です。3ミニッツはラグジュアリーブランドを中心にナショナルクライアントはじめ、多数のクライアント様の動画制作を手掛けております。

また動画メディアMINE TVでは多種多用な動画コンテンツをオリジナルで配信しており、スマホに最適な動画コンテンツソリューションを提供する事が可能です。東京カレンダーWEBの媒体価値と、当社の動画ソリューションでクライアント様のニーズにマッチングする広告を展開していく所存で御座います。(3ミニッツCEO宮地洋州氏談)

スタートアップやネット企業からのご連絡お待ちしてます

ツクルバとも3ミニッツとも、転載に限らない、若干深い座組での取り組みです。この辺のアライアンス窓口は私が自ら担当しますので、ご関心のある方は私まで直接ご連絡ください。

今までも多くの問い合わせや軽いアライアンス希望的なモノはいただいておりますが、双方にきちんとメリットのある形ではないとアライアンスは成立しません。お気軽にご連絡くださいと言いたいところですが、私も双方のメリットをきちんと考えられるように努めますが、ハードルは決して低くはないということをここでお伝えしておきます。

捉え方によっては、東京カレンダーWEBの事業資産を用いて、Umekiがスタートアップの売上などを伸ばすという、超実利的なハンズオンをやりますよというお話です。お祈りVCよりよっぽどバリューありますよ!笑。なんちゃって。

宛先はこちら:Yuhei Umeki(Facebook)



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