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最近、多くのニュースメディア（とキュレーションメディア）で「○○さんのインスタグラムによると〜」という引用が目立つようになった。

今まではアメブロを中心とした「○○さんのブログによると〜」という引用が多く、この文化はひょっとするとAmebaニュースが作り出したのかもしれない。

とはいえ、芸能人がみなブログをやっているわけではない。異様なまでにワンツイート以下のアメブロを更新しまくる芸能人もいるが、文章を書くことが苦手な芸能人もいるはずである。むしろ自分で文章を書くのは苦手な人の方が多いのではないか。世の中全体的な比率を見ても、ブログを継続している人の比率の方が圧倒的に低い。

文章は継続的に書けないけど、写真なら取れる。むしろ芸能人はその美貌などから、文章よりも写真の方が映えたりする。

「○○さんのインスタグラムによると〜」というインスタグラムの写真1枚を引用した記事でも当たれば数十万PV稼いでいるようになっているのだと思う。なにもその傾向を揶揄したいわけではない。2014年末くらいから、インスタグラム引用芸能記事が増えたよなと感じる機会が増えたというだけである。

引用される側の芸能人は嫌じゃないのだろうか？とも思うが、公開でやっている以上、彼ら彼女らはインスタグラムのフォロワー数が増えればそれで良いのかもしれない。

ちなみに日本国内でF1層に今最も人気なソーシャルメディアはインスタグラムになっているかもしれない。その予兆を半年前にもお伝えしている。

◆参考記事：なぜ女性はインスタグラムにハマるのか？

ちなみに社員がリア充写真をインスタグラムにupしまくっていると思われるサイバーエージェントはインスタグラムを活用したマーケティング支援（要は広告事業）の開始を発表している。

◆参考記事：サイバーエージェント、Instagramを活用したマーケティング支援を開始～第一弾はサントリー

InstagramersJapanなるものがありますが、Instagramers.comというのが本国であるようです。フォロワー数が多ければ写真一枚でマネタイズできる。ブロガーによるネイティブアドよりよほどROIが高くて羨ましい限り。僕はあまりインスタグラムはやってません。見えなくて良いものまで見えてしまい、辛い思いをすることもあるからです。

日本国内においてもどんどんインスタントな方にトレンドが寄ってきますね。スナップチャット的なものは日本に数年後に根付いているのか、興味深いところです。