TalknoteがKDDIにテスト導入を開始したと発表しましたね。
Talknoteは私も昔使っていたサービスであり、興味深いニュースです。
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▶「toC向けのマイクロコミュニケーションサービス 」として始まったTalknote
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今でいう「グループチャット」的な位置づけが近そうですが
skypeなどと何が違うのか?というと
サービス名にもある通り「Note」的な性質が強く
特定の相手やグループでのコミュニケーションのログ化に最適です。
交換日記のデジタルバージョンというとしっくりきます。
メールは形式的な感じもあり煩わしいし
skypeは返信しなきゃいけない感とフローで流れやすい性質があり
(ログインしてないフリとログを取ろうと思えば取れるが)
どちらのコミュニケーションもあまり好きではない私にとっては
わりと居心地のいいサービスでした。
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▶「toB」へのピボットの経緯と「toB」での確実な需要
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グルーチャットや交換日記的なコミュニケーションの必要性は
なにかイベントを企画しているとき(例:結婚式の幹事、クラブイベントなど)か
よほど仲が良い相手(例:恋人や家族とのやりとり)など
利用用途が限られており毎日使うようなインフラにはなりにくいと感じ
ピボットの検討を始めたのではないでしょうか。
toCではグループでも女子会のようなストックというよりは
フローのほうが良いコミュニケーションも多く
そういう「コミュニケーション自体が目的なコミュニケーション」は
skypeなどのチャットでいいかと私も実体験を通じて感じています。
この「コミュニケーションをフローではなくストックしてログ化する」
というニーズはどこにあるかと考えた時に
「toBではないか」と思い始めたのではないでしょうか。
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▶ただの社内SNSと違うのは「目的のあるコミュニケーション」のログ化
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「社内コミュニケーションを活性化させよう!」的なノリで
「社内SNS」を推奨するところがけっこうあったと思いますが
SNSは本質的には「コミュニケーションのためのコミュニケーション」
が主軸であると私は考えており
それなりの人数がいないとスケールしないモデルかと思います。
社内コミュニケーションでもSNSではなく
メールやmtgなどの「目的があるコミュニケーション」の代替や補完になるのが
Talknoteではないかと思います。
会議内容や特定のプロジェクトを
ログ化して見やすくグルーピングできていたりすると
業務効率はかなり上がるのではないでしょうか。
対外的には「社内SNS」と括られがちに見えるTalknoteですが
私からしてみると「業務効率化ツール」との捉え方で
「サイボウズ」とかと立ち位置的には近いかなと思っています。
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▶KDDIだけでなく既に500社以上が使っている?
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今回はKDDIという大企業のテスト導入が発表されて話題に上りましたが
既に500社ほどが導入しているところを見ると
社内での「目的のあるコミュニケーションのログ化」にニーズがあるという私の仮説は
ある程度当たっているのではないかなと思います。
Talknoteの有用性についてはわかりやすい動画がupsれていますので、ぜひ。
私もC版の時にユーザーとして利用して使いやすく
権限があれば社内に導入したいくらいですので
みなさんもこの機会に検討してみてはいかがでしょうか?
このTシャツもいつかプレミアムのついたレアものになるかもしれませんね。