現代の恋愛バイブル:nanapiとスゴレンのコンテンツ内容やサイト構造の違い

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nanapiスゴレンを仕事で分析する機会がありました。nanapiは本誌読者で知らない人は死んだ方がいいくらいメジャーなhow toサイトです。様々なhow toが紹介されていますが、中でも恋愛は注力カテゴリーと思われ、記事数も4,000強あります。一方でスゴレンは恋愛⇒結婚のみに特化したバーティカルhow toサイトです。

両サイトのコンテンツは恋愛中の方々にとっては、藁にもすがる思いで読み耽ってしまう類いのものでしょう。案外見落としているセオリーとか、あったりするものです。現代のネット恋愛バイブルサイトとして2強と思われる両サイトですが、サイト構造やコンテンツ内容にはけっこう違いが見られますので、その辺を分析していきます。

アンケート・ドリブンとシチュエーション・ドリブン

まずスゴレンは、○○な9パターンという記事が極めて多いのが特徴的です。というかほぼそのパターンではないか。スゴレンはスゴレン内でアンケートを取っていて、そこのアンケートデータを元に、その手の記事を作成していると思われます。例:【募集中】遊びの恋より純愛のほうが10倍楽しいと思う男性に質問です。タイトルのコピーライティングが秀逸なの記事が多いので、ついクリックしてしまいますが、アンケート・ドリブンの記事作成はオペレーション次第では生成コストをかなり下げれそう。

一方のnanapiはサイト構造にも紐づく話ですが、かなり具体的なシチュエーションの記事が多いです。恋愛>デート>男性向け>初デート攻略というなんと助かるパンくずリスト構造でしょうか!コンテンツ内容自体は正直、質の差は激しいです。タイトルに釣られて思わずクリックというのは多いですが、自分自身の恋愛フェーズによってはかなり参考になるものもあります。彼氏持ち女性攻略とか、なんて実践的でピンポイントなニーズでしょうか!あれ、この記事の画像モデル、Livertyの大川さんだな…

nanapiの秀逸なテキストリンク構造とUIの可読性

nanapiの場合は右カラムにその日のその大カテゴリーのランキング10記事、フッターリンクに大カテゴリ内の中カテゴリー関連記事10記事と中カテゴリーと関連性の高い中カテゴリーのパンくずリンク5本という構造。個人的にはランキングよりもフッターの関連が多いと回遊しやすいなと感じています。ある程度の記事ボリュームがあるから成立するのでしょうが、この辺の回遊しやすいテキストリンク構造は見習うべき点かと。

nanapiの最も秀逸な点は、上記でも触れましたが恋愛カテゴリーにおいてはカテゴリー内で恋愛フェーズやシチュエーション別に絞り込んでいける点です。実践的なシチュエーションのカテゴリーにより、読者のニーズとカテゴリのマッチング精度が非常に高いと思います。読者のニーズではなく、サイト提供者の都合ありきのカテゴリ展開が少なくないと思いますので、カテゴリにこだわることでマッチング精度を上げて良いユーザー体験を提供できているといえるのではないでしょうか。

あとは私はUIの専門家ではないのですが、フォントやフォントサイズの可読性が高く、読みやすいと思いますし、記事自体もおそらく統一ルールを用いて読みやすい構造(これは一般のブログメディアでもいえることで、1ブロックを5行以上にしないとか)になっています。スマホでも非常に読みやすいです。

スゴレンはnanapiと比べてUI的に可読性が低いんですよね。フッターのテキストリンクはむしろnanapiより多いかもしれませんが、多すぎても良くないかもしれません。そして何よりスマホだと月額課金しないと閲覧できない点が残念です。Facebookページをいいね!しておいて、記事が流れてきてもスマホでクリックしても読めませんw

これからのブログメディアのUIの参考にもなる

nanapiやスゴレンのようなメディアは、ブログメディアのスケールを考える上で大いに参考になります。ブログメディアとの性質の違いは、ニュース性よりもストック性が強いコンテンツが多い点です。ブログメディアのような新着記事の優先順位が高い構造が必ずしも正解ではないでしょう。

本誌はあくまでもニュース性を絡めたストックコンテンツを量産したいと思っており、色褪せない記事を作っていければなと。なので構造的にはニュースメディアよりもnanapiのような性質に寄っていきたいんですよね。普通のブログメディアは新着記事がファーストビューで一覧でバーっくる感じですが、nanapiのようなカテゴリーがメインのUIでも良いのかもしれない。

nanapiからはカテゴリーが有効に機能するのは、読者とのマッチング精度が高いときのみであるということを学んだ気がします。カテゴリー内の記事の本数は多すぎると、読者のニーズとのマッチング精度が下がることが想定され(記事数多すぎると読む気なくす心理)、記事の本数は気をつけた方が良さそう。カテゴリーメインの構造にするのであれば。ということで右カラムにあるカテゴリーを少しだけ弄りました。まだテコ入れの余地はあるなと。

一方で今後はウェブのトラフィックが画像起点が中心になるであろうトレンドを鑑み、ブログメディアにおいてもPinterest UIを採用した方がいいかもしれないという考え方もある。  イケダハヤトさんがお昼のニュースなら、朝の爽やかお姉さんといえる愛しの田中伶さんのブログを久々にみたら、Pinterest Uiにリニューアルしていました。本誌もこれからリニューアルを検討するにあたり、ブログメディアのUIも参考にしていきます。

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