先週のWonder Shakeのローンチが脚光を浴びるなど、国内でもテイストグラフ関連サービスが盛り上がり、テイストグラフ関連のサービスをローンチするスタートアップが増えてきた。
ところで、Wishryというサービスをご存知だろうか?
私は最近女友達がtwitterのTLで呟いているところ見て偶然知った。
Wishryはエンタメ系のテイストグラフサービスのようである。
提供ジャンルは映画、ライブ、スポーツ、演劇、クラシック、イベント・アートの6つに渡る。最初は映画ジャンルだけの提供からスタートしたようで、映画ジャンルが一番盛り上がりを見せているようだ。テイストグラフ系サービスは既に国内でもいくつかあるが、下記の理由でWishryは他の国内テイストグラフ系サービスとは一線を画している。
①:ついっぷる経由での女性ユーザーが圧倒的に多い
ユーザー層に関しては、ついっぷるとの広告連携により、ついっぷる経由で女性ユーザーを多数獲得してきているようだ。通常、こうしたテイストサービスはスタートアップ界隈から認知されるはずである。しかし、テック系ではメディアに取り上げられていないからか、現状ではほぼ認知されていない。
②:3つのアクションによるシンプルなユーザビリティ
「観た」「観たい」「コメント」の3つののみのシンプルな構成。
これは重要。国内系のテイストグラフサービスではパッと見何をすればよいのかよくわからないサービスも多い。Wishryはこの点、非常にシンプルであり、とてもわかりやすいインターフェースである。
③:エンタメコンテンツに関するログ化のニーズがある
「自分が観たエンタメのログを残したい」「そのログを友人や知人と共有したい」そういうモチベーションで利用しているユーザーが大多数であると思われる。
エンタメ系テイストグラフとして今後に期待
まだ私の周りにあまりWishryユーザーはいないようだが、シンプルで使いやすいサービスなので、ユーザーが増加して多くの人のエンタメの趣味を見れたり、共有できたりするとコンテンツを起点とした新たなコミュニケーションが生まれて楽しいだろうなと思う。
写真というコンテンツを起点としたシンプルなコミュニケーションでinstagramが爆発したように、エンタメというコンテンツを起点にしたシンプルなコミュニケーションでWishryが爆発することもあるのではないか。ゆえに私は「国内テイストグラフの大本命」としてWishryを押してみる。