意外に知らない人が多そうで需要がありそうと思ったので記事化。注目されている、Amazonの電子書籍端末、Kindle Paperwhite。Amazon上では、2013年1月入荷予定となっていたり、家電量販店でも(僕が行ったのは渋谷のビッグカメラ)入荷待ちとなっており、今すぐに中々手に入れるのが難しく、Amazon上で予約して指をくわえて待っている方も多いかと思います。
ですが、ハイエンドな若者が集う、六本木TSUTAYAでは普通に店頭で売られています。販売チャネルとして認知されていなそうな気がしますが、けっこう在庫はありそうな印象でした。Kindle、早速楽しんでいますが、いいですよ。もっと早く買えば良かったですね。今すぐ手に入れたい人は六本木TSUTAYAへGoですね。
■Kindleを手にすると、紙の書籍が読めなくなる
実は、Kindle購入を決定づけたのはもっちくんの記事でした。
この体験を知ってからは、もう紙で本を読みたいと思いません。byもっち
使い始めて20分くらいで僕もそう思うようになりました。店頭で触るだけでは真のユーザー体験に入り込めません。それだけ衝撃的でした。
iPadも昔持っていたのですが、iPad上の電子書籍は読み込みが遅いのが僕としては難点でした。Kindleはモノクロということもあるのか、本の読み込みでストレスは感じません。タイピングスピードには正直ストレスを感じますが。最新書もワンクリックで購入して読めるし、「サンプルダウンロード」という立ち読み的な機能も良いです。僕は多分「サンプルダウンロード」しまくると思います。活字好きにはたまりません。書籍数がどれだけ揃うのかが最大の不安材料ですが、そこはAmazonに期待です。
Kindleの普及により、1-3万字程度のマイクロ書籍が増えるという指摘をどこかで見かけましたが、これはその通りだなと手にして実感します。400円以下の書籍は流通の問題で紙では利益を出すのが難しかったそうですが、Kindleでは200円台の書籍もちらほら見かけます。Kindleは電車内で読むのに適したサイズだとも思うので、マイクロ書籍と相性は良さそう。魔法のアイランドの携帯小説のような世界観ができていくのかも。既にKindle Direct Publishingという出版ツールもありますしね。僕も挑戦してみたい。
さっそく短編小説である「おまえはスーパーモデルを目指せ!」なんて、よくもそんな残酷なことが言えたわね (ニューヨーク三部作)を楽しんでおります。これも200円ちょっと。
■最新ガジェットは気になるなら早く入手すべし:リスクは低い
この手の最新ガジェットが気になるけど、実際に購入に至らない人は「気になるけど、買うほどでもないな」「自分に合わなかったら嫌だな」といい心理が働いていると思います。僕はそうです。しかし、最新ガジェットほど、買って失敗したと思っても、それなりの価格で売れるのでリスクは低いでしょう。感覚値では購入価格の半額くらいでなら売れるはずです。
BOOK OFFやGEOなどで売るのもありですが、ネット上のセカンダリーマーケットも充実しています。例えばKindleなんかはJMTYに出品すれば余裕で売れるでしょう。僕はiPhone4Sを出品しましたが、3人から問い合わせがあり、その内の1人のインド人に2万円で売れました。auだったのでGEOでの買い取り価格は1万円で、JMTYを利用したことで1万円でしか売れなかったものが2万円で売れ、1万円の利益が出たと捉えられます。
よって経済的なダウンサイドリスクは最新ガジェットであるほど低いのです。希少性が高く流動性が低い最新ガジェットであれば尚更売れます。iPhone5が発売された後のiPhone4Sですらあっさり売れるのです。それよりも購入しないことによるユーザー体験の機会損失の方が大きいですね。
ということで、Kindleをすぐに買わない理由はありません。買った人は僕のように後悔しているでしょう。なぜもっと早く買わなかったのかと。
もしもこの記事がバズって、六本木TSUTAYAでKindleが売れまくった暁には、ぜひ六本木TSUTAYAから御礼としてKindleをもう一つ頂きたいものです。宜しくお願い申し上げます。
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