PDCA:Planの精度×Doの量=Checkで良い仮説に辿り着く速度

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小学生的な話である気がしますが、栽培マンの友人にこの話をしたら「そうか!」と目をキラキラさせながら言われたのでネタに。

こいつ、大丈夫かよ!?と思いましたが、案外基礎的なことが出来てない人が多くて、それゆえに栽培マンから成長できないのかもしれません。

「PDCA」というのは、意識高い系の言葉かもしれませんが、最近、物事を運用していく力は、PDCAの質と量の掛け算で培われると感じます。当たり前すぎて、ネタにすらならないかもしれませんが。

PDCAとは何かを説明するのもアホらしい気がしますが、Plan=仮説、Do=実行、Check=検証、Action=また実行。こう考えると良いでしょうか。

・仮説の精度が低い
・実行回数が少ない
・検証のためのデータが溜まらない
・次の施策を実行できない

こういうループにハマってしまうことがあると思います。これに対して

・仮説をいくつか立てる
・極力短期間で試行回数を増やす
・一定のデータの元に検証する
・次の施策に活かす

こういう風に取り組めると良いのではないかと。

Planの質と、Doの量(しかも短期間)の掛け算が、Checkの精度を上げ、より良いActionに繋がっていきます。

最近流行っているので、Voicyを具体例に考えてみましょう。スーパースターと栽培マンで、PDCAの各フェーズを比較します。

☆スーパースター

・Voicyで何がウケるのか仮説を立てる
・極力毎日配信する
・10回配信するのに2週間程度。データが溜まるのが早いので、傾向を読み取りやすくなる
・どの方針で行けば良いか早めに判断しやすい

☆栽培マン

・とりあえずやってみる
・なんとなく週1配信してみる
・10回配信するのに3ヶ月程度。データが溜まるのが遅いので、傾向を掴みづらい。そもそも流行が終わっている可能性もある
・どの方針で行けば良いか判断しづらく、競合もたくさん参入して、目立たなくなっていく

結構、PとDで差が付いてしまいますよね。

ちなみに、初めて取り組むものに対して、最初から筋が良い仮説を立てることは難しいです。ですが、数回取り組むと、ユーザーのフィードバックなども元にしながら、仮説の芽を見つけつことができます。

Voicyでいうと僕の場合は、他のプラットフォームではスタートアップ系の話を有料で売っているので、同じ情報を流すわけにはいかないという前提がありつつ、音声というのは雑談的などうでも良い話で、ユーザーエンゲージメントを深めれば良いという仮説に行き着き、ようやく8回目くらいの配信で「梅木雄平の全く役に立たないラジオ」に辿り着いたのです。

PDCA

これは初回の配信から2週間くらいで辿り着いた仮説でした。そしてこの仮説はおそらく当たっているので、再生回数が爆伸びすることはなくとも、非スタートアップネタで、ユーザーを取り込むという狙いを持って取り組むと、それなりにワークしていく手応えを感じます。

これは梅木用語的に言うと「フォーマットの発見」と言えます。

noteは本格参入してから、月額マガジンへ転換するのにたしか2ヶ月かかりましたが、仮説が当たり、今やサロンを凌駕する売上規模です。

Voicy仲間でいうと、イケダさんとはあちゅうは「量の投下」が圧倒的に優れています。ちなみにここは僕は弱い領域で、すぐにサボってしまうんですよね。ものすごいスピードで2人は量を投下していくので、コツを掴むのが早いのです。

一方で、仮説の精度に関しては、僕の方が効率的に発見している場合もあるかと思います。仮説がボヤけていると、様々なチャネルがあるけど、何の情報を得るためにVoicy聞くんだっけ?となります。ブログと何が違うのか?的な。

僕はテキストで書かないようなプライベートな内容を「役に立たない話」として投下していくという、明確なコンセプトを確立しつつあります。これは明らかに、テキスト記事で読むものと、差別化できているわけです。

それらしき仮説に行き着くには、Checkの精度が大事で、僕はActionから極力多くの「仮説の芽」を拾う努力をしています。「仮説の芽」という言葉はこの記事を書いていて、初めて生み出しました。

仮説の芽を拾うためには、一定のデータ量が必要なので、特に新しいことを始めるときは、短期間で集中して取り組んで、データ量を溜めることが大切だと思います。

・新しい物事には早く取り組む
・短期間で一気に取り組んでデータを溜める
・データから仮説の芽を探し、筋の良い仮説を立てる
・仮説が当たり、フォーマット化できる

このサイクルを短期間に構築すれば、その後は多少手を抜いても、マイペースにやっていけば、方向性として間違っていないため、ローコスト・オペレーションで軌道に乗せられるのではないか。というのが僕の仮説です。

フォーマット化したあとは、コツコツ取り組み続けるだけです。

立ち上げから、運用へとフェーズがシフトしたと言えます。

「運用力」という言葉がありますが、因数分解すると

運用力=フォーマット構築力×継続力(真面目さ)

単純ですがこんな感じでしょうか。

企業活動においては、「誰がやってもある程度できる」仕組みを作ることが大切で、フォーマット構築ができてしまえば、あとは手を抜かずコツコツと真面目に取り組み続けられる仕組みを整えれば良い。

個人の場合、僕だと「好きなこと(例:スタートアップ調査)」を対象とし、かつ元々真面目な性格であるということから、サボらずコツコツやるという状況になっているので、苦もなく続いています。

企業の場合だと、サボらない仕組みというか、人を何人も配置してローテーションするとか、相互チェックをマストにするとか、工夫が考えられます。

これは企業の場合、言い換えると「マネジメント」となるので、このマネジメントに長けた人もいますし、何度かマネジメント的なHARD THINGSに直面した経験から、マネジメントスキルが向上している場合もあります。

なので、「マネジメント」はわりとコモディティなスキルだと感じます。

肝は、フォーマット構築力と構築までのスピードをいかに短縮できるかが勝負なんだと思います。フォーマットを構築した結果として、時間がかかる事業だった。ということもありますが。

これをスタートアップ用語でオシャレに置き換えると、「ユニットエコノミクス」とも言いますし、イージーな言い方をすると、「勝利の方程式」となります。

ユニットエコノミクスの場合は、いくつか変数があるため、単にフォーマット構築よりは少し難易度が高いと思います。

フォーマット構築というのは、コンテンツレイヤーの話とも言えるかもしれませんね。

ということで、今更ながらPDCAについて考えてみるという記事でした。

予習と復習を頑張れと、小学生の時に習っているはずですが、こういった基礎的な概念に対する理解力で、差がつきそうな気がしました。

当たり前のことしか書いてないかもしれませんが、案外やり続けるのは簡単ではないかもなと思います。



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