今月は多くの銘柄に先月対比で大きな動きは見られませんでしたが、インターネット関連の新規上場銘柄が3月に7社あり、そちらもカバレッジに加えました。後述しますが、ユーザーローカルの騰落率が凄まじいです。
【全体傾向】
・日経平均:18,983円(2017.4.3)先月比98%
・主要51社中先月比マイナスは24社。今月はゲームに前月比割れが多い
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【騰落率トップ】
☆主要50銘柄
クラウドワークス:103億→163億(158%)
クルーズ:359億→435億(121%)
フリークアウト:370億→435億(118%)
リブセンス:126億→149億(118%)
リブセンスに久々に目立った動きがあった感がありますね。クルーズも私が計測を始めた以来では、初の400億突破。
☆マイナー50銘柄
オイシックス:134億→191億(143%)
夢展望:26→34億(131%)
オイシックスの株価上昇は「大地を守る会」との株式交換による経営統合効果ではないかと思われます。
【騰落率ワースト】
☆主要50銘柄
イグニス:320億→267億(83%)
アドベンチャー:261億→221億(85%)
カヤック:212億→180億(85%)
イグニスのボラティリティーの高さは安定していますね。
☆マイナー50銘柄
モブキャスト:202億→134億(66%)
モバイルファクトリー:174億→139億(80%)
モブキャストは先月は柴崎コウ氏報道バブルであり、実力値に戻った印象。
【2017年3月新規上場銘柄7社の動向】
上記の表の通りですが、ユーザーローカルが強いですね。さすがに400億越えは跳ねすぎかと。AI銘柄というカウントで跳ねましたね。
下記のウメキワークスの「IPO」タグに上記7社中5社の分析がありますが、ユーザーローカルのアップサイドは「時価総額200億」で初値でバブって200億はあり得るとしていましたが、余裕で超えてきましたね。。
現在は格好の「売り」のタイミングではないかと。
ウメキワークス:IPO企業の分析
各社の詳細にご関心ある方は上記からどうぞ(有料コンテンツです)
【2017年3月の注目銘柄振り返りと、5月へ向けての注目】
先月の記事での注目を振り返ります。
グノシー:株価は維持と予想→若干下がりましたが、550億を維持
エボラブルアジア:時価総額500億割れと予想→522億で維持
リクルート:時価総額3兆円を維持と予想→さらに伸ばして3.28兆円へ
オウチーノ:どこまで伸びるか?→たいして伸びてはいない
今回の5月以降への注目銘柄は
ユーザーローカル:現在400億から200億程度まで時価総額が落ちると予想
ユーザーベース:堅調に伸びており、初の300億突破を予想
以上です。