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ここ1ヶ月はネット銘柄の株価の動きが激しい銘柄が増えた模様です。

【全体傾向】
・日経平均：19,148円（2017.2.1）先月比98%
月初トラッキングでは4ヶ月ぶりに日経下がりました
・主要51社中先月比マイナスは19社。特にゲーム大手にマイナスが多い

時価総額の月次推移が見たい方は下記へ。

【騰落率トップ3】

グノシー：322億→525億（164%）
Voyage：124億→196億（158%）
gumi：251億→384億（153%）
（補足）
マイネット：196億→294億（150%）
エボラブルアジア：367億→544億（148%）

今回好調な株が多かったので5社選定。ここ2~3年でのIPO組の続伸が目立ちます。グノシー、マイネット、エボラブルアジアは上場来高値ではないでしょうか。マザーズ組の一つの基準時価総額である500億を越えてきたグノシーとエボラブルアジア。同じように500億超えるポテンシャルがあるのはエニグモやイトクロと読んでいます。フリークアウトやイグニス、メタップス、アカツキは乱高下激しいですね。

主要51社以外では、ドリコムがダビスタが当たったのか、214億→296億（138%）で300億間近の水準となっています。

【騰落率ワースト3】

メタップス：568億→401億（71%）
イグニス：403億→340億（84%）
クラウドワークス：116→101億（87%）

大きく株価を下げた銘柄は少なかったです。大抵前月比90%台で収まっている。

【マザーズ弱小銘柄】

アライドアーキテクツ：97→145億（148%）
イー・ガーディアン：136億→200億（147%）
オウチーノ：71億→88億（124%）

時価総額が低いと値動き時のインパクトは大きいですよね。オウチーノは順調に株価を伸ばし、新CEO発表前にTOB発表前の時価総額10億から100億の10倍になるのではと。穐田氏がCEOに就任しない場合に株価が下がる可能性はあるので、そこに賭けて売っておくというプレイはありかもしれません。

【2017年1月記事での注目銘柄】

DeNA：3,000億を割ることはないと予想→3,864億→3,565億（92%）で下がってはいるが3,000億台はキープ
メタップス：イグニスのような大きく下げる反動があってもかしくない→予想通り71%の下げ
スタートトゥデイ：時価総額6,000億を突破し、安定感ある。どこまで伸びるのか→8,000億突破

スタートトゥデイは1月31日の3Q決算を好感してか、2月1日に17%株価が上昇し、8,000億の王台に乗せた。同日だけの比較でいうと、LINEを上回る規模となり、リクルート、ヤフー、楽天、エムスリーに次ぐネット銘柄5位に浮上。PER51倍はやや評価されすぎな気もしますが、業績の好調ぶりへ期待が高まるのは理解できます。

【2017年3月へ向けての注目銘柄】

時価総額500億を突破したグノシーとエボラブルアジアがそれを維持できるかに注目。アカツキやイグニスのようなゲーム、メタップスのような謎銘柄と異なり、業績も読みやすいため、それらの銘柄と比べると株価のボラティリティーは低いのではないかと予想する。本誌では「3月時点で500億以上の維持は可能」と予測。

実際の推移を閲覧したい方は下記を。（本記事は下記のGoogleスプレッドシートを基に作成しています）

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