強いメディアは強いキーワードを持っている

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コンテンツとは何か的な問いの落とし穴にはまり、更新が滞りました。

主に本誌で指すメディアとは記事形式中心のオンラインメディアですが、やや拡張して雑誌まで見渡してみました。女性誌など何十冊種類があるんだよという中で、おっさんからするとJJとVIVIの違いなどわかるはずもなく、日本の雑誌読者層は各紙の微妙な差異を敏感に感じ取りながらコンテンツを消費しているという、世界を見ても稀に見る雑誌激戦区と聞いたことがある。

そこで気づいたことが一つある。

強いメディアとそうでないメディアの優劣を決める一つの要素。

それは、そのメディアが「強いキーワード」を有しているか否か。それはタグラインのような広告業界人しか知らない難しいワードのことでもなく、あの雑誌といえばあれだね、的な第一想起率抜群のキーワードを有しているかどうか。思いつく限り挙げてみよう。

keyword

LEON:ちょいワル
ニキータ:アデージョ(艶女)
VERY:VERY妻(ないしは二子玉川。これはキーワードではないか)
ポパイ:シティーボーイ
DRESS:美魔女

キーワードがそのメディア全体を言い換えることができてしまう。The Startupの場合はわかりやすく「スタートアップ」がここにはまるキーワードで、開設から軌道にのると「名前勝ちだね」と言われたことが多々ありました。

最近本誌で一押しの「栽培マン」はこのレイヤーのキーワードには当てはまりませんが、最近のTheStartupを見て「ああ、栽培マンの記事あったね」と想起されることはあると思います。

キュレーションメディアのようなどこに載っていても同じような記事が無数に溢れています。現代はコンテンツ単位でそのコンテンツにメディアの色を色濃く反映させないとブランド価値を上げることは難しいのではないか。ReTripの記事をスマニューで読んでも、その記事がReTripだったことを覚えている読者はさほど多くないでしょう。しかし、栽培マン関連の記事であればTheStartupの仕業だなと思い出してくれる読者はいるはずです。

なので強いメディアを作るには、メディア単位、メディア全体を言い換える上位レイヤーのキーワードと、コンテンツレイヤーで強いキーワードを持ち、そのキーワードが載っているコンテンツを読者が読めば、媒体想起できるという記事を作り込むことが、ブランド価値向上の近道ではないか。そんな気がしてきました。

しかしキーワードの普及も一朝一夕にはできません。キーワードは連呼し続けていると、気づけば定着しているものです。1度や2度シカトされても、気にせず連呼し続けること。栽培マン栽培マン栽培マン。てな感じで。そういう忍耐がメディアには必要ですね。



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