講談社の現代ビジネス内にメンズライフスタイルマガジン?がこっそり新設されたと聞いて。FORZA STYLEというやつです。ちなみにOCEANS前編集長の干場氏が手掛けています。ぶっちゃけソーシャルの数字は全然跳ねている印象はなく(コンテンツ的にバズる要素ないですし)PVはさほど取れていないんだと思います。
このメディアはYouTubeでの3分程度の動画を積極的に活用しているのですが、広告的な観点で見ると従来の紙媒体の表4に「ヴィトンですが!ドーン!」というものより全然威力があるように思えます。WEBメディア観点でいうと認知されているか否か際どいような薄いinp数を稼ぐという発想ではなく、相対的には静止画より印象に残りやすいコンテンツです。
たとえば美女と旅するドライブデート。これはBMWと星のやが広告主と思われます。
ぶっちゃけ車や宿というのはテキストでいくら魅力を伝えようと頑張っても、百聞は一見に如かずで、実際に動くシーンを見た方がイメージが沸く。しかも美女とデートという車を買うのであればその先にある下心の喚起とセットでのコンテンツ。広告コンテンツとしてこれは正しい方向性だと僕は感じました。そしてBMWで星のやに着いた後はこんな展開です。
ううむ。悪くない…(美女が。)
スマホでの動画視聴時間が確実に増すトレンドの中で、こうした3分程度の広告動画はターゲットに印象づけるには効果が増していくだろう。どこを成果指標にするかは悩ましいが、発行部数が3万部程度LEONに1ページ100万とかで出稿して実際に目に留まるのが5%程度だとすると、YouTubeで1,500PV程度の動画を製作するのと、どちらがターゲットの心を動かせるだろうか。僕は確実に後者だと思う。
広告主側もそういうことに早く気づけるところとそうでないところがあるだろうが、メディア側はスマホ時代は動画広告の制作スキルも身につけておいた方が良いだろうし、まだまだ黎明期といえる今から仕込んでおけば、先行者優位に立てる可能性はある。
トップYouTuberの再生回数の多さに目を奪われがちですが、再生回数よりもテキストに合うクリエイティブと動画に合うクリエイティブがあり、The Startupの記事のような読者が読むペースを自分でコントロールしながら考えていくコンテンツはテキストが合うし、ラグジュアリーブランドのコンテンツはテキストで魅力を伝えるより、より体験型に近づけた方が「伝え方として適切である」と思う。
動画が来るからといって、なんでも動画でやればいいというわけではない。ただ、ラグジュアリーブランドは体験訴求型の動画の方が静止画(写真)+テキストより正解に近い気がした。
時計ブランドとか、雑誌とOOH以外に出稿先なさそうですし、本誌読者には経営者が多いわけで、本誌でもラグジュアリーブランドの広告制作は取り組みたいです。実際には制約が相当多そうなので大変でしょうが。お問い合わせ、お待ちしております。
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内容の参考:トーマツFast50の謎とQiitaがイケてる件
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