最近は土曜日にわざとオピニオン記事を出すようにしています。ソーシャルメディアで可視化されるリアクションを見る限りは、叩かれている方がやや多い気がしますが、サイレントマジョリティを信じて心折れずに主張を続けていきます。
オピニオン記事がバイラルする方程式を見つけたのが、今回はそれをご紹介。下記の図を見れば一発でわかってしまうのですが。そういえばW杯のグループリーグの抽選が今朝ありましたね。
記事がバズるパターンの定石に「インフルエンサーに拾われる」というのがありますが、毎回毎回佐々木俊尚さんとかが拾ってくれるわけではありません。ここではThe Startupのオピニオン記事を高い確率で拾ってくれる3人を紹介しつつ、記事がバズる時のフォーメーションを解説します。
まず、イケダハヤトさんや僕のようなコンテンツプロバイダーはある意味ではボランチの位置です。せっせと記事を書いて、前線に球を配給するわけです。イケダさんの方が単独でも全然バズらせられるので、オフェンシブなボランチですね。往年のセードルフといったところでしょうか。僕は遠藤のような縦パスで前線にスルーパスを通したいイメージです。
ここで肝になっているのは鳴海さんです。鳴海さんが拾うことで田端さんも連動した動きを見せる傾向があります。鳴海-田端のLINEホットライン(決してギャグではない)に記事を拾われると、ゴール(PV増)にかなり繋がります。鳴海さんがまずは拾って、田端さんが決める(燃やす)。というイメージです。ここは香川と本田のような連携を彷彿とさせますね。
最後に見逃してはならないのが国光さんの動きです。国光さんは単独でいきなり記事を拾ってきて、手厳しいコメントと共にシェアします。柿谷のように裏を抜け出して一人で持ち込んでゴールという感じでしょうか。
弱小メディアにとってはこうした固定のインフルエンサーを持つのは大きく、有難い存在です。Gunosy砲ならぬ、鳴海砲、田端砲、国光砲と心の中で呼んでいます。ご時勢的に敵の多いメディアですから、「The Startupの記事をシェアすると、周囲から苛められそうだな…」と思いながらこっそりと読んでいる読者もいることでしょう!もうそんな読者なんて知りません!
Gunosy対策同様に、鳴海田端国光対策も進めていきたいと思う今日この頃でした。Search Tabbata Optimizationともいえるかもしれません。あと数人、この手の人をリストアップして、彼らに刺さるコンテンツを作りに行くというのもありかもしれません。ただし、もっと強力な方に拾われるとサイトが一発で落ちることもありますので、気をつけましょう。
Search Tabbata Optimization的な発想はギャグではなく、インフルエンサーや他のブロガーに気づかれるために、意図的に記事内に記事のリンクを貼り、アクセス解析の流入元から気づいてもらうという手法は必要ですし、僕もそうして知ったブログとかけっこうあります。なので僕に存在を知られたいブロガーとかがいれば、ひたすらThe Startupの記事リンクを貼っておけば、気づかれる可能性は上がるわけです。
幅広く読まれるようになると誰に書いているかわからなくなるので、たまに彼らに「こんなこと思ってるんですがどうですか?」とぶつけてみるくらいのチューニング感の記事があっても良いかと思います。彼らに限らず、「特定の人に贈る記事」を交ぜるというのは個人メディアが取り入れやすいコンテンツです。広すぎるターゲットではなく、ニッチなターゲットに発信して、エンゲージメントさせるという考えが今後はより重要になる気がする。
今後もThe Startupでは様々なタイプのコンテンツを試行実験します。
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