いいね!営業は効果的なCRMとなる

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いいね今日もFacebookでは無数の「いいね!」が繰り広げられる。日本においてFacebookはプライベートな繋がりだけでなく、ビジネスの繋がりも多分に含まれる。むしろインターネット業界ではビジネス的な活用をする人の方が多いかもしれない。自社のPR合戦がFacebook上でこれだけ繰り広げられるのも日本だけかもしれない。

先日とある普段お世話になっている人が「いいね!営業ほど効率的なものはない」とおっしゃっており、なるほどと思った。「いいね!営業」とは投稿者が反応して欲しいであろう投稿に対して、適度に「いいね!」する。という至極単純なものだ。しかしこれは実感値としてわりと効果があると思う。そしてこれはなにもビジネスに限った話ではない。相手との関係値により効果的な戦略は若干変動すると思われる。

■関係値

1:新規FBフレンド(繋がって2ヶ月以内)
2:既存FBフレンドだが、効果的に繋がりたい人

1の新規FBフレンドに関しては、繋がりたての人の投稿がウォールに流れてくるのは新鮮だ。とりあえず繋がってみたけど、この人誰だっけ?という人は少なくない。そんな中で繋がりたての人の投稿が面白ければ、いいね!してみる。するといいね!された側も、この人は自分に興味があるのかもしれないと感じる。

どの投稿が刺さるかは人それぞれ。実はFacebook内での投稿に対するリアクションで、小さなテイストグラフが形成されているといえる。知り合ったときは何とも思わなかったが、FBの投稿を通して興味を持ち始め、好意を抱く。というシナリオは十分にあり得る。よって、自分が面白いと思った投稿にいいね!しておけばその人との関係が勝手に縮まっていく可能性がある。

2の既存FBフレンドに対しては、かなり悪い言葉を使うと、権威ある人に対して栄光浴にすがりたい。「この人と繋がってるんだぜ!俺!」感を演出したい。という無意識的な心理が働く場合がある。一方で、FBで頻繁にPRする人も少なくないので、そういった投稿に対して高い頻度で「いいね!」しておくと、投稿者からは「この人はいい人だ」と勝手に心の中で味方扱いするようになると思われる。

よって、既存FBフレンドでも取引相手になるポテンシャルを感じられる相手に対してうざくない頻度でのいいね!は効果的な営業活動になるといえる。手間もあまりかからない。いくら知り合いでも、普段FBやリアルでのコミュニケーションが皆無なのにいきなり売り込まれて、ウッとくることがある。「好意の返報性」を活かし、いいね!の売り込みをかけておくのは、有意性の高い戦略といえよう。

私は優しくないからなのか、人に興味がないからなのか、「いいね!」をあまりしません。ワロタ的な投稿にはしますかね。。。でも一方でROMってはいて、観察して人間心理を想像して楽しんでいます。

でも「いいね!」だけでコミュニケーションって成り立っていて、よく「いいね!」を下さる人は記憶に残りやすいですし、勝手に僕の味方だと思い込んでいますw いいね!をたまにくれることがきっかけで、私からアプローチしたこともありますし、勝手に好意を持ってしまったこともあります。「好意の返報性」は侮れませんね。何気なくしている「いいね!」ですが、無意識下でこんな心理もあるんじゃないかという考察でした。

ちなみに最近はtwitterのfavだけでもコミュニケーションって成り立つんだなと思っています。現代のコミュニケーションって不思議ですね。

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