スタートアップに必要な、日向小次郎力

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ふと散歩しながら思いついたのですが。

スタートアップは不確実なことが非常に多く、社内で合意形成していったり、稟議を待っていたのでは、事業スピードが遅くなり、スピード感ある事業展開ができなかったりします。小さな組織でクイックに動くというのが、大企業にはできない利点であり、スタートアップが勝ち得る少ない点です。

なので、特にスタートアップの時期には、個人で打開できないプレイヤーは不要なのではないかと思います。バックオフィスであっても。

大企業出身者だと、上司の承認を取らずに仕事を進めると後で怒られたりすることが多々あるようで、承認を取らずに進めることはタブーとされている場合が多いように見受けられます。

一方でスタートアップでは、そんな些細なことまで承認を求めてくるのかよ?勝手に進めといてくれ。という場面に遭遇することもあるのではないかと。スタートアップ的カルチャーな組織で、大企業出身者が増えてくると、そうなるかもしれない。

スタートアップで働く場合、取引上レッドカードをもらうことは避けなければなりませんが、イエローカードくらいであればドンマイというか「良くぞ仕掛けた!ナイスプレイ!」と讃えられるくらいで良いのではないかと。

たとえば、勝手に営業に行って大きめな提案をしたけど、最後の最後で失注した。大企業であれば「なぜ事前に相談しないんだ」と詰められるかもしれませんが、スタートアップでは個人技でそこまでいけたということが評価されるかもしれません。

自信なさそうに、毎回上司の指示を仰げないと動けないやつか。
自信満々に、「いいからとにかくボールを俺によこせ!」といって、シュートを打ちまくるやつか。

日向小次郎後者のようなプレイヤーが多い方が、イエローカードも増えるわけですが、事業展開速度は上がると思います。キャプテン翼でいう、日向小次郎の「強引なドリブル」のようなプレイを個々人ができるか否か。「とりあえずボールをよこせ。決めてやるから」という、実際にできるかは別として、任せろという気概のあるやつこそが、向いているのだと思います。

牙の抜けた虎ではなく、鋭い目つきで事業をぐいぐい伸ばせるか。木村新司氏の名言に「人を殺しそうな目をしているやつに投資をする」という言葉もありますが、CEOだけではなく、それくらいの鋭さ、強引さがある、日向小次郎力が高い人材が、スタートアップには求められている気がします。

多少傲慢でも、自信がなさそうな日向と同じ東邦の反町一樹みたいな器用なプレイヤーより、やはり日向小次郎が組織の上の方に数名いた方が、初期のスタートアップは全然強いでしょうね。

あなたの組織に日向小次郎はちゃんといるでしょうか?反町一樹で固めていたりしませんか?ぜひご意見をお聞かせください。

参考記事・画像引用元:日向小次郎のダンディズム

実際彼は高校時代、チームを抜け出し、監督に干されるというレッドカード気味なプレイをしていましたねw



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