砂茶(スナチャ)というお茶のようにすぐ消えるコンテンツの時代

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サロンでたまに、際どいコメントして、後ほどこっそり消しておくという、スナップチャット的なコンテンツがあったのですが、ある時それをミスタイプ?か何かで「砂茶」ってコメントしていたメンバーがいて、「砂茶」。いいワーディングだなと思ったんですね。お茶を飲み干すくらい期間くらいしか公開されず、砂のように消えてしまうコンテンツ。

米国を席巻しているスナップチャットのようですが、2016年3月時点で日本のおっさんたちの間では普及していません。しかし、この「砂茶」には結構可能性を感じます。

今までのテキストメディアは、ストック情報として蓄積されることに価値があるとされてきました。後々は検索で上位表示されてトラフィックが伸びるとか、トラフィックを伸ばすための資産という考え方がありました。

一方で、日頃の人々の会話なんてどこかに記録しなければ、流れていくフロー的なもの。そんなこと言ったっけ?ということもザラにあります。、記録されログが残ることが当たり前になった2016年現在のインターネットにおいて「記録されない」ということが、逆に価値を持つようになったのではないかと思います。

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スナップチャットはコミュニケーションツールで、若者のセクスティング動画を送り合うとか、短い動画を送ることが主体のSNS。

一方で、サロンのようなスレにコメントがダーってついていくフロー感があるような場所では、テキストやスレ自体を砂茶化しても良いのではと。砂茶前提によって、聞き出しにくい話も書き込んでくれたり。

スレの砂茶に関しては、ジャーナリズム的なネタが適していますね。業界大物の不祥事とか。フライデー的なネタですね。ジャーナリズムは権力の抑止機関という役割がありますので、本当にやったほうがいい時は記事で刺しに行きますが。ウワサ話的なのは、砂茶に適したコンテンツだと思いますね。

ということで、Umeki Salonでは砂茶コンテンツの需要が高そうだと感じ、砂茶スレを増やしていきます。本日2016年3月9日は18時か24時くらいから、業界大物スキャンダルネタの砂茶スレを立てますよ。ご興味ある方は、ぜひサロンへどうぞ!この記事の下のバナーから募集ページに飛べますので。

イケダさんもスナップチャットのnoteを書かれていますね。というか、この記事はそこからのオマージュ記事です。実際に、マガジンの一部をブログで1日限定公開という、ブログの砂茶化も実験されていますね。

ローラ、長谷川潤も活用中。「Snapchat」に見る、スマホ時代のあるべきコンテンツフォーマット。|イケハヤ次世代メディア論

課金noteといい、消える砂茶といい、2016年のメディア業界は激震ですね。しかし、その変化に対応しようとするプレイヤーはほんの一握りです。ゲームチェンジのタイミングが、絶好のチャンスだということは、それを過去に体感した人じゃないとわからないのでしょうか。



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