まだnoteで消耗してるの?僕は売上はさほど気にしない

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最近のnoteブームはなんかすごいですね!ついにはnote攻略を謳う「ちゅうハヤサロン」なるものも登場。ゲスト枠で入れてもらっていますが、投稿ろうが多くて全くついていけません。

そんな中で僕はといえば、東カレWEBの60名以上にも及ぶ寄稿者応募の選考とかで消耗していて(採用者の半分くらいは梅木が担当編集予定)、note界隈を離れていたのですが、少し違和感があったことを述べたいなと。

昨今のブームは「いかに稼ぐか」にやや主眼が置かれている印象です。はあちゅうが「後発の梅木に売上抜かれた・・・」と嫉妬?しているnoteを見て。「お、おう。。」と思ったのが正直なところ。振り返ってみると、サロンでは後発のはあちゅうが参入してきたときにあっさり抜かれたので、ぐぬぬ感はありましたね。ぐぬぬ。

僕はサロン運営にしてもnote制作にしても「うおおお稼いでやるぜ」ってモチベーションはないんですよ。サロンは最初「家賃くらい稼げると嬉しい」noteは「3,000円30冊くらいは売れるんじゃないか」というスタンスでしたし、サロンの売上がなくても全然やっていけます。その代わり、東カレで消耗しているわけですがw

超基本的な話なのですが、本質論的には売上というのは誰かの役に立った結果として、その価値を提供した人が得られる対価です。サラリーマン的発想では、座ってるだけで給料もらえるというマインドが染み付いている人が少なくなさそうですが。モノを買う前にお金を支払う場合は、その額相当以上の価値があるという期待値を元にそのモノを買っているわけです。

なので「売上を抜かれた」と悔しがることは、厳しい言い方をすると提供者視点であり、ユーザー視点ではないのです。営業マンとか社内で売上を競う(経営者に競わされる場合がある)ので、そういう発想が染み付いてしまうのは仕方がありません。

大切なことは、価値を提供することです。

そのnoteが売れなかった時、何を反省すれば良いのか。noteの最大の醍醐味はプライシングですから、このプライシングでこの内容を欲しがる人は少なかった。価値と価格が見合ってなかった。とか、そもそもゼロ円にしても売れる価値がない代物だったのではないか、とか。

価値を適切な価格で提供できなかった。プロモーションがワークしなかった。などなど、noteは作家がマーケティングの4Pである(4Pとか久々に使ったぞ!)プロダクト・プライス・プレイス・プロモーション全てを自分で操れる点が面白いのでしょうね。しかし、起点となるのはプロダクト。プロダクトが良ければ勝手に広まって売れていくというのは、インターネットの世界では一つの真理であると思います。

プライシングやプロモーションはある程度テクニックというか定石が存在します。「コンテンツのリサイクル」という発想はとても良いと思いますし。しかし、プロダクトがイマイチなものをいくら売るためのテクニックを身につけても0.1に100をかけても10にしかならないという感じです。

なので、売るモノのクオリティを高めることが当然ながら一番大切です。

もちろん、様々なモノを売って試行錯誤してみるのは良いと思います。僕も次は「サイバーエージェントでまだ消耗してるの?社員の退職に対して労基法違反とも思える強制圧力をかける企業風土」という記事とか出してみましょうかね。これはサイバーエージェント社員であれば課金してでも読みたくなるはずです。社員から聞いた話を元に書きますから。

楽しみながら試行錯誤する分には良いと思います。しかし、闇雲に売上を追って消耗する必要はないのではないかな。誰かの役に立つコンテンツを作ることが第一で、売上を上げることは二の次でいいんですよ。役に立てていれば、結果は勝手についてくるはずです。

ということで。数日前から販売している、umekiの高額有料note第三弾をご紹介。

スタートアップへの転職希望者必見!

栽培マンになりたくない人へ!転職にお勧めのTheStartup選定スタートアップ企業50選(キープレイヤーズ高野氏監修付き)1万円

転職希望者に結構相談されることがあるのですが、今後は「こちらをどうぞ」とURLを送ることにします。個別の質問に答えられない代わりに、ステージごとにオススメの転職企業をキープレイヤーズ高野さんの監修の元、作成しました。転職情報って求人広告サイトか手数料が欲しい人材紹介会社による斡旋がほとんど。そういったBからの課金を前提としない、Cからの課金モデルによる「オススメの転職企業情報」って価値があるのではないかと思ったんですよね。

しかも非公開求人情報も多々あります。僕が足(というかFBメッセンジャーでだけど)で稼いだまだHPにも出ていない情報多々ありです。幹部クラスが欲しい!とかね。1万円のnoteですが、この情報を元により良いキャリアへの手がかりを掴めると思えて、お得だと思いますがいかがでしょうか。まだ人材紹介会社で消耗してるの?という感じです。

今回は高野さんを監修に迎えたこともあり、僕が全然知らない企業もあって、普通に勉強になりました。僕が1万円払ってもいいと思いましたねw

ということで、あまり他人の売上は気にせず、コツコツと価値を提供することを考えていったほうが良いのではないかと思います。企業的発想だと「予算達成」とかに考えが及びがちなんですが。売るためのプロモーションの工夫はしていきますが、本質的にはターゲットとなる人に価値をしっかり提供すること。この転職noteは少なくとも半年は使えるはずなので、今日現在は40冊半ばの売上ですが(1万円のnoteが実際売れたという検証にはなっている)「価値があるもの」であれば、じわじわとさらに売れていくものだと思います。

売上を立てることもたしかに大切なのですが、あまりそこに囚われてはいかんなと思う、今日この頃です。こんな話題ですが、NewsPicksユーザーの皆さんは、何卒よろピックお願い致します。



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