超久々にサロン関連ネタ。2012年4月に開始し、約1年が過ぎました。会員数は150名届かないあたりをうろうろ。累計では200名近くの会員の方に入会いただいたでしょうか。サロンを継続できているのも皆様のお陰です。ありがとうございます。
最近は有料メルマガが熱い的な議論を見かけますが、あまり事例がないサロン運営の実態を公開していきたいと思います。普段はFacebookグループで情報を流して時にコメントで盛り上がるという感じですが、オフ会経由でのビジネスアライアンスも僕の知らないところで勝手に進んでいるようです。その一部を今日はご紹介。
僕も1年運営してみて、我ながらよくこんなハイスペックな方々が集まったなと思います…
ケース1:スタートアップ経営者が社外監査役を見つける
スマホアプリ未来予想図という連載でもご一緒させていただいているヴォラーレ株式会社の高橋飛翔さんのコメント。
インターネット業界で事業を展開していくなら、鮮度の高い情報を常に仕入れる事は非常に大事だと私は考えています。
Umeki Salonでは、The Startupの梅木さんを中心に、様々な業界のメンバーがスタートアップや話題の事業についてディスカッションを行っています。これらの議論の質が非常に高く勉強になるというのがUmeki Salonの素晴らしい点の1つです。
また、Umeki Salonで出会えるメンバーは非常に高付加価値な能力・見識を持っている方が多い点も特筆すべきだと思います。
私自身、会社の社外監査役である成松さんとはUmeki Salonのオフ会を通じて知り合いました。下手な交流会に行って野放図に人に会うよりも、自分にとって付加価値の高い人たちが集まる場所で人と交わる方がはるかに事業へのシナジー効果があります。Umeki Salonを通じて、様々な素晴らしいメンバーに出会える事を、心から楽しく思っています。
その成松さんからのコメントは下記。
前職であるクックパッドのCFOを退任して、変化の渦に飛び込んでみると時代の変化に改めて驚きました。ただ巷には情報が溢れすぎていました。
情報は多すぎると逆に思考を止めるので、情報が凝縮されている場所を探してThe Startup、さらにUmeki Sakonに行き着きました。質の良い情報と参加者が揃っており、まさにサロンだと思います。
ケース2:事業アライアンスに発展することも
サロンでの出会いで事業アライアンスに発展する機会もあったようだ。私も入居しているシェアオフィスco-baを運営する株式会社tsukuruba代表取締役村上浩輝さんのコメントは下記。
Umeki Salonは質の高い情報交換・ブレストができ、最適な人との出会いがある場所です。異業種交流会や勉強会が大嫌いで、更にインターネット業界に疎い私にとって、情報収集をする際にとても役に立っています。最前線で活躍する起業家や投資家が投稿する内容は、単なる速報とは全く質の異なる生きた情報であり、各々の経験によって育まれた貴重な知恵です。
また、影響力が高い人が多いのがUmeki Salonの特徴で、私自身もできる限り情報と知恵を提供することで、有益な出会いに恵まれました。例えば、弊社ではシェアオフィス「co-ba」を運営しているのですが、クラウドワークス吉田氏とオフ会がキッカケで共同企画が進んだり、iPhoneアプリをco-baメンバーと一緒に開発した際に「Appliv」を運営するヴォラーレ高橋氏と直接アプリ事業について情報交換する機会がありました。
ケース3:IPO界隈の金融関係者にとっては必読メディア?
最後に、某金融機関のEさんにもコメントをいただいた。
The StartupはIPOに関わる金融関係者にとって必読のメディアです。社会人になったら日経新聞を読むということに近いかもしれません。しかしUmeki Salonをその延長と想定しているなら、それは間違い。そこは「サロン」という響きとはかけ離れた闘技場。多数のスタートアップ経営者が、口角泡を飛ばしてThe Startupの記事について是非を論じております。ロムっていると梅木さんからオフ会で注意されますww
実際、僕もメンバーのコメントに泡を吹いたことは数知れないかもしれません…苦笑い。先週のサロンのコメント欄はハフィントンポストも真っ青のクオリティだったと思います(メンバーの皆様のお陰でございます)
サロンを始めて意外だったのがEさんのようなIPO関係者に多く入会いただいたことです。会計士や弁護士の方にも多数入会いただいています。
サロンの最大の魅力は、コミュニティによる付加価値
メルマガと異なる最大の価値は、コメント欄やオフ会などの双方向性によるコミュニティです。僕の知らないところで、イベントで「あ、Umeki Salonでコメントしている人ですよね?」という出会いもあるそうです。飛翔さんと成松さんの事例は特異だとしても、その他でもリクルーティングに繋がった事例もあります。
サロン参加者でも人によって全然満足度は異なります。初月で退会する方もいれば、月額5,000円の価値があるという方もいます。ロムって情報を得るだけの方もいれば、リクルーティングに繋げる方もいます。プラットフォームをどう活用するかは自分次第で、事例を元にすると上手く活用できればものすごいリターンが得られる場に育ちつつあるのかなと。
こうしたプラットフォームを運営することで、僕自身に情報が入りやすい循環を形成できたという面も否めませんし、メンバーからフィードバックをいただくことで、メディアのクオリティにも反映されていると感じます。僕程度の知名度であれば、有料メルマガよりも全然リターンが大きいです。サロン市場が盛り上がってくれればいいのにと思っております。今後はオフラインの動きを増やしていこうかな。
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