【永久保存版】nanapiけんすう氏談:取材したくなる人の7つの特徴

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最近のUmeki Salonではnanapiけんすうさんの刺激的なコメントが閲覧できて面白いです。今だとけんすう&梅木による7gogo状態がお楽しみいただけます。そんな中でけんすうさんがメディアで取材対応される時の心構えを説かれており、鬼の目ならぬ梅木の目にも涙ほどの素晴らしさで、フリー素材として使って良いと許可を得たので記事化します。

僕の意見はどうでもいいので、けんすうさんのメディア対応の心構えは、取材を受ける側の人たちには全員読んでほしいですね。きっと、考え方が180度変わるはずですよ。永久保存版ですね。

スクリーンショット 2014-05-02 14.55.00けんすうさんのメディア露出力は異常ですよね。

メディア側の僕らもけんすうさんはなぜか声を掛けやすいんですよ。

スクリーンショット 2014-05-02 14.55.09どうなんでしょうね笑。非常にありがたい話です。

僕なりに「取材したくなる人の7つの特徴」を考えてみたので、フリー素材としてお使い下さい。

ということで、けんすうさんの「取材したくなる人の7つの特徴」に僕がメディアの立場としてのコメントを加えて紹介します。

*本記事は約5,000字のロングコンテンツです。

1:予定を決めるのが早い

取材をする時には、お願いしている側として、メディア側から予定を出すわけだが、カメラマンの予定などとあわせる必要があるので、実はかなり面倒な作業である。日程が決まらないうちは、その時間をあけておかないといけないので、取材の時間などを取りづらくなってしまう。そんな時に、すぐに日程を決めてくれる人には取材をしたくなる。(けんすう談)

仰る通りですが、ここはビジネスマネー的に基本的なところで、実はあまり差が付くところではないんですよね。たしかに、ごくたまに日程投げてもレス遅いかたがいて、そういう方には再び声はかけにくいですね。

逆に、些細な事柄でも日頃からコミュニケーションしやすい関係値を築いておけるのが理想だなと思います。僕は1社についてそんなに多く記事を書く方ではないので「梅木対策」はあまり費用対効果良くないですが、ネタがなくても定期的にランチでもして情報交換するとか、関係を日頃から円滑にしておくと、何かあったときメディアから連絡を取りやすい。

僕は雑誌で特集組んでキャスティングする際に、人選で並んだ場合は連絡取りやすい人を優先します。

2:取材意図を理解してくれる

どういう読者がいて、メディアとして読者にどんな価値を提供したいか?の意図を素早く把握してくれる人はとても助かる。これは別に取材を受けたらメディアの思うがままにしゃべれというわけでは決して無い。あくまで、取材意図を組めるかというところである。(けんすう談)

ここはけっこう差別化ポイントです。我々メディアは、取材対象者の認知を上げたいという思いは少なからず持っていますが、広報誌ではないし取材対象者からフィーをもらうネイティブアドでない限りは、企業側より読者側に価値のある記事を提供したいと考えています。

よくありがちなのが、とにかく必死に自社のPRをする方です。僕個人の考えとしては、そのサービスのPRはどうでも良くて、世の中の大きな流れの中でそのサービスがなぜ今出てきたんだろうとか、こういうトレンドが来ているのだという大枠の文脈を伝えるのが仕事だと思っている。そうした取材意図が(多くの場合は)あるわけです。

取材意図を上手く伝えられていないこともあると思いますが、取材対象者は読者の目線ではなく、いかに自社をPRするか。しか頭にないなーと思うことは少なくありません。むしろその方が多いんじゃないかな。逆にけんすうスタイルのスタンスの方だといいコンテンツを作りやすいので、取材が集中しやすい。

3:ある程度のブロックごとで話してくれる

質問をしたら、一言のコメントだけ、というのはライターとしてはなかなかきつい。逆に、脱線しまくってしゃべりまくられるのも困る。

記事になったときに、読みやすいくらいのパラグラフでしゃべれる人というのは非常に助かる。理想をいえば、コメント部分は書き起こしでもいいくらいの簡潔さであれば、ライターはその前後に意見をいれたり、順序を入れ替えてわかりやすくする、という作業がしやすくなる。(けんすう談)

これはホント素晴らしいですね。けんすうさん自身もブロガーだからこそ、気づく視点なのかも知れません。相手が書きやすいように、パラグラフごとに喋れる人というのはほとんどいません。まとまりなく話す人も少なくない。

それは聞き手のファシリテーション力不足とも言い換えられるので、僕は取材対象者のせいに極力したくない。(相手の気分を害さない程度に)話を遮って、聞きたいことをとにかく聞く。という毅然とした態度が聞き手には必要だと思う。ここまで配慮してくれていることを感じた取材対象者はほとんどいませんね。

4:隠し事をしない

会社によっては言えないこともあるだろうが、自分に不利なことは言わない、言いたくないことは言わない、だと当然読者にとっての価値が下がってしまう。

言いたくないことでも、なるべく本音で語り、出せる情報は出す、という真摯な態度が、結局はライターとの信頼関係につながり、フェアな記事になる可能性が高い。逆に、都合の悪いことを隠したり、嘘をついたりすると、メディアとしてはその部分を出すように努力してしまうので、損してしまうことが多い。(けんすう談)

これはけっこう悩ましい問題。取材していると「オフレコで」と言われたことでも、うっかり触れてしまうことがあったりする。本当に書かれたくないことなら最初から話さないでほしいんだけど、僕はけっこう突っ込んだことを聞くので、取材中に「オフレコトーク」が入る確率は結構高いです。

隠し事はしないという意味だと、調達額やユーザー数とかが、読者には価値のある情報なのに、隠したがる企業もいます。いい素材を料理して読者に提供するのが書き手の価値ですから、極力いい素材を拾いたいんですよね。

戦略上言いたくないことあるんでしょうが、メディアは企業の都合のいいことを代弁するものではありませんので、「コンテンツとしてより読まれるには」という視点で、企業側には出すべき情報とそうでない情報を判断してほしいですね。

5:原稿確認が早い

これはメディア・ライター側の問題でもあるのだが、締め切りがタイトであることが非常に多い。そんな中、原稿の確認が早い人はとても助かる。(けんすう談)

けっこう原稿確認スピードは違いが出ますね。そりゃ早い人はとても助かりますよ。グロースハック的にいうと、また取材したいと書き手に思わせる「継続率」を上げるには良い施策です。

6:拡散に協力してくれる

Webの場合だが、メディア・ライターは、やはりPVをいかに稼ぐのか、というのが大きな価値である。当然、広告代などにも影響していくので、公開後に、積極的に宣伝してくれたりする人は、また取材したくなる。特に、PVが稼ぎやすい人であれば、なおさら取材をしたくなる。少なくても拡散をするという姿勢だけを見せているだけでも印象は違うだろう。(けんすうさん談)

これは実は相当大きな差です。我々メディアにとっては、PVが全てではないとはいえ、ないよりはあったほうが勿論良いわけです。取材記事に関しては、取材された人によるソーシャルでの拡散が一番バズの数字が見込めるし、ソーシャルで拡散するかしないかは「やるかやらないか」なので行動努力でできること。

そこを「やらない」というのは取材した側からすると意味がわからない。むしろ、自分が書いた記事のクオリティが悪くて、気を悪くされたんだろうな。申し訳ないなと、取材記事を書き始めた当初はそう思ったことも僕はありました。実際、そういうこともあるだろうしね。

けんすうさんの言う「PVを稼ぎやすい人」ですが、これは露骨にメディア側は計算しているはずで、僕は計算します。取材対象者でもけんすうさんのようなソーシャルメディアで影響力あるインフルエンサーとぽっと出の起業家だと計算できる数字に大きく差が出ます。けんすうさんは逆に露出し過ぎなので、目新しさがなく想定より数字が伸びないのでは?という懸念もメディア側としてはありますが、「声を掛けやすい」×「数字を計算しやすい」という理由が大きくて、多くのメディアから声が掛かるのだと僕は思う。

最後に、自分から取材してくれと言っておいてソーシャルで拡散しなかった人は僕は二度と取材しませんね。案外、見ていますよ。僕は自分から声をかけることが多いので、取材対象者がシェアしてくれるかは50/50といったところですが、「拡散に協力的か否か」は次回また取材依頼をしようか検討する際の重要項目に挙がります。

7:礼を忘れない

えらくなってくると、態度が大きくなってしまう人がいる。しかし、優秀な人は、必ず礼儀正しい。取材されて当たり前、ではなくて、取材をしてくれてありがとう、と思ってくれる人には、こちらも丁寧に対応したいと思ってしまう。(けんすうさん談)

これはかなり差が出ます。まず書き手側の心理を述べると、ネイティブアドでもない限りは、取材対象者からフィーをもらうことはありません。いわば無償で認知向上に協力しているのです。別に「書いてやってるんだぜ」というつもりはありません。あくまで僕が取材する際は、微力ながらお役に立てれば。というスタンスです。

掲載後の取材対象者による「シェア」は「書いてくれて、thank you !」という礼をカジュアルに表すのにいいと思っていて、シェアしてくれた時に書き手の人をタグ付けしていたり、書き手にも「梅木さん、ありがとうございます!」的なコメントが入っていると、嬉しいですよね。僕はそういう対応をした人を忘れないですし、また何かあれば力になりたいと思います。これはそのシェアからどれだけバズったかが問題ではなく(拡散力は自分でコントロールできないので)、心意気として、嬉しい。という話です。

オンライン記事の場合は、リリース時に僕から一報入れるので、そこで相互に軽く「どうもでした!」的なやり取りが多いですが、雑誌の場合は「見本紙届きました」と一報入れてくる方はほとんどいません。ここで御礼メール送られたりすると、大きな差別化となり、「丁寧だなあ。すごいなあ…」と思うわけです。

偉そうに言っておいてですが、僕も毎回毎回「取材お受けいただき、ありがとうございました!」と礼を返せているわけではありません。僕もこの辺は気をつけて、「また取材を受けてやってもいいか」と思われる対応を心掛けねばなりません。

まとめ:二回目も取材したくなる人の3つの条件

以上のけんすうさんの7つ特徴と僕の重視するポイントを踏まえ「二回目も取材したくなる人」の条件をまとめました。

■二回目も取材したくなる人の3つの条件

1:自社のPRのことばかりではなく、読者の目線も汲み取り、書き手とコンテンツを「共に作る」というスタンスがある

2:言いたいことを一方的に喋るのではなく、記事を書きやすいようにと、書き手への配慮がある

3:記事掲載時はソーシャル拡散とメールやタグ付けなどでの直接的な御礼を忘れない

この3つを踏まえていれば、たとえ記事がバズらなくても、書き手から再び声を掛けられる確率はかなり上がると思います。

これって「二回目のデートに誘われる女の条件」とも言い換えることができると思います。言い換えてみましょうか。

■二回目のデートに誘われる女の3つの条件

1:自分のPRをするだけでなく、デートという場を共に楽しもうというスタンスがある

2:自分の話したいことを話すだけではなく、相手と会話のキャッチボールを図る

3:昨日はご馳走さまでした!などの御礼メールを忘れない

「なぜか二回目のデートに誘われない…」という女性の話を聞くことが少なくないのですが、上記をしっかり押さえることで、二回目のデートへのCVRは上がると思います。

取材ってコミュニケーションなんで、コミュニケーションが心地良いか否かで、また取材したいかどうか判断するんですよね。「コミュニケーション」を要素分解すると、けんすうさんの7つの特徴や、僕の3つの条件の話に繋がるのだと思います。

Umeki Salonで、特別無料会員を3名限定で募集

Umeki Salon、ぶっちゃけ僕の投稿自体よりもけんすうさんのような起業家や業界気鋭の投資家によるコメントの方がコンテンツとして面白いんですよねー。これは良い捉え方をすると、プラットフォームとして機能しつつある。という話です。僕がネタを投下し、それに対するコメントが価値になる。メルマガでいうQ&Aの部分が充実してきたということです。

そこで、3名限定で無料会員を募集します。本来月額1,000円か2,000円(初月無料)です。「特別待遇」なので以下の条件の人に限定します。梅木に課金するのは癪だなと思っていたそこの貴方、ぜひメッセージください。

■Umeki Salon特別会員募集条件

1:1億円以上資金調達しているスタートアップ企業のCEO
例:国光さん、木村さん、村田マリさん

2:ある程度以上影響力のあるベンチャーキャピタリスト
例:高宮さん、松山さん

超必須条件:投稿にたまにコメントして盛り上げてくれること。
*あんまコメントしてくれなかったら、外しますw

業界の論客たちをSAP的な感じで巻き込みたいんですよねー。情報価値は人によって異なるので、一部無料にしてもプラットフォームのコンテンツ力があがれば他から課金する価値があるのです。

特別会員のご応募、お待ちしております!

勿論、普通会員のご応募もお待ちしております。

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